付加価値=プラスアルファの価値ってことだと思いますが、

簡単に言うと、消費者が想定以上の価値を感じられるもの。

いくつか具体例をあげてみます。 『誠意』だ『真心』何て

ことを言う人がいるかな?  誠意、真心は葬儀全般を通し

て家族が感じるもので、業者が叫ぶものではありません。

こんな言葉を吐く葬儀社のほうがうさん臭い・・・

あんしんサポートの付加価値から、いくつか抜粋します。

※ 低料金・高品質

最大の付加価値とも言えますが、低料金を謳う、低料金だと

思わせる小細工をする葬儀社が大多数なのには驚かされる。

絶対必要な項目がパックに含まれずオプション設定ならば、

その料金は『嘘』って事になる・・・

設定された葬儀内容が出来ないパックが堂々と出せる・・・

料理は揃っているが『箸』や『ナイフ類』はオプションって

言われてるようなもんだ。 こんなあり得ない現実が平然と

行われているのが葬儀業界だと思っていい。

試しに広告やパンフレットを自分で試算して、葬儀社に確認

してみれば分るが、ほぼ100%高くなるはずだ。

僕の知る限り、ここまでいい加減な業界を他に知らない。

その意味では、当たり前の事を当たり前にしているだけで、

結構な付加価値となる典型が、あんしんサポートなのです。

あんしんサポートは家族が計算した数字と見積りと請求書が

全く同じです。・・・って当然でしょ!?

当然が当然で無い業界だから、僕には楽な業界です。

当たり前の事を当たり前にした結果、利用者から付加価値と

思われるいくつかの項目を書き出してみます。

① 湯かん納棺(納棺師含む)

言葉や文字では説明できない部分です。

しかし湯かん納棺を行った家族の多くが絶賛してくれたり、

良い葬儀だったと言ってくれる最大の60分でもあります。

家族を自分達の手で温かく送りながら、葬儀本来の在り方や

本当の供養とは何か、通夜とは、49日とは、納骨とは等々

学んだり、由来を知ったりする60分間です。

② 故人を偲ぶ

我々が行った初めての葬儀で、清めの時間に違和感を感じ、

生まれたのが『故人を偲ぶ』です。 少し文章力が必要では

ありますが、家族は喜んでくれます

③ 戒名

菩提寺がつけてくれる戒名を見た家族は「・・・」特別感動

することもなく意味も分からずって顔になります。 そこで

葬儀相談の時、故人の仕事、趣味、性格、など長所も短所も

全て聞きだしFAXで紹介する住職に送付して付けて貰った

戒名だからか、家族や親族は「そうそう、こんな人」と納得

してくれるのが殆どです。

④ 祭壇飾り一式レンタル

葬儀社の祭壇とは単に数段ある祭壇の事で、祭壇に飾られる

灯篭類、菓子類などは全て家族や親族などが買って供えるの

ですが、葬儀が済んだ後は要らない家族が多いのも事実。

葬儀社は他人に供えた物は・・なんて言いそうですが、なら

寺にある供物類はどうなの?ってことだし、色んな物を販売

して売り上げをあげ、利益を得たいとは言えないから理屈を

付けただけのことでしかありません。

あんしん館の祭壇は初めから充分な供え物があります。

自宅には持って帰れませんが葬儀は賑やかです。

公営斎場葬儀も大中小三種の灯篭類は持ち込んで飾ります。

⑤ 専用散骨場と永代供養墓と宗教者

葬儀が済んでも遺骨の供養と処理を考える家族は増えてるし

墓守不在なら墓を建てても仕方ない人も増えています。

そこで散骨場を所有し永代供養墓も建立しました。

更に33回忌まで預けても一切の年会費はありません。

また葬儀をどんなに低料金化しても宗教者謝礼が高額では、

葬儀費用は安くなりません。 うちの場合、テレビや新聞を

見てお手伝いさせてくださいと、来てくれた宗教者の方々に

お願いしている事もあり、相場の七分の一ほどで済みます。

⑥ 墓誌彫り、納骨

墓のある人は49日法要布施5万円、墓誌彫りと納骨でも5万

円~6万円+消費税が掛ります。 

そこで強力コンプレッサー、軽トラック、を購入し自社での

作業をする事で半額の25.000円+税で実施

⑦ 寝台車、霊柩車距離加算なし

ほぼ100%近くの葬儀社は寝台車、霊柩車は走行距離設定が

あり、超えれば距離加算されます。うちは地域加算は存在し

ますが、走行距離での加算は一切ありません。

⑧ 夜間、早朝加算なし

夜間や深夜、早朝の搬送依頼は加算される事が多いですが、

あんしんサポートには一切ありません。

たった8項目だけの付加価値説明で長くなりましたが、よく

見て貰えれば『あんしんサポートの付加価値は狙ってない』

というのが分るでしょうか? 付加価値を付けようと思った

のでなく、利用者の本音を形にしたら生まれただけです。

言葉を換えれば『これが家族目線の具体策』なのです。

ようは、一般葬儀社は利用者が望まない事を、当然と考えて

行っているだけの事です。 

今回の話題は、とてつもなく大切な部分であって、あんしん

サポートに秘訣があるとすれば、ほぼ今回の部分でしょう。

今回の話しを含む、ここ数回の話題は、もしかすると一般の

人達は理解し、葬儀社の人は理解できないかもしれません。

あんしんサポートの考え方の基盤は一般消費者であり、更に

突き詰めると弱者からの発想を基礎とした土俵に立っている

のに対し、葬儀社側からの感覚、いままでの既成概念からの

感覚が基盤の人には理解できないだろうと思います。

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