14日土曜日、ひと段落してから午後4時過ぎ、診療時間も終了
して駐車場も停められるだろうと、大学病院の個室に入院中の
方からの依頼で事前相談と入会手続きに行ってきました。
さすがに病室で自身の葬儀事前相談は初めてです。
社会福祉協議会の知り会いからの連絡で、ほぼ天涯孤独な本人
から万が一の時への不安を解消したいと相談されたようです。
個室に入っているので余裕のある人かと思いましたが、病室が
満室で個室しか空いてなかったそうです。
雪の日に滑って大腿骨骨折で救急搬送され、手術したとのこと
でしたが69才直前の彼は肺癌に犯されているとの事でした。
話しをすると咳き込むようですが、顔色も良く、その旨を伝え
ると嬉しそうな顔で「皆さんに言われる」と言ってました。
彼の持つ条件に最適と思われる『完全委託パック』を説明する。
① 死亡届申請者に成れる家主さんに依頼し事前に全情報を聞く
② その時が来たら、当方がお迎えに来る旨を事前に担当医等に
知らせておき、ご遺体(死亡診断書)を、あんしん館搬送
③ 納棺安置後、死亡届出、火葬予約を全て代行
④ 予約日時に霊柩車搬送し火葬、拾骨して、当方で散骨
以上全て(火葬日まで安置日数不問・ドライアイス全量込)の
税込で120.000円と話すと、改めて料金の安さに驚いて入会、
少し雑談していると「こんなに安くて経営が成り立つの?」と
言われ「自分達のように天涯孤独で余裕の無い人間にとっては
神様みたいな存在です。 本当にありがとうございます」
と依頼者である患者さんが心配も感謝もしてくれました。
帰りの車中、決算まで2か月と少しでもあり、病室で言われた
ように料金が下がっている感じはあったので千明に聞きます。
「今年度の入会者数と施行数と売上はどうなってる?」すると
「入会者数は決算まで2か月を残して対前年比はクリアして、
施行数は1か月を残して対前年比数はクリアするでしょうが、
売上に関しては現時点で対前年比のマイナス400万円です」
「ありゃ、、施行数増で売上減って事は、単価下がってるね。
なんでだろ?」そう聞く僕に即答で返ってきたのは・・・
「家族葬で食事をしない人が増えたのと、家族葬の人数が減り
香典返しが少なっているからでしょう。 あと去年11月に下げた
直葬料金の影響もありますね」だそうです。
10か月で400万円減って事は、月に40万円ですから、最安料金
直葬パックなら月に約5.5施行分、、家族葬なら約2施行分に
相当するわけです。 正直刹那的にとらえたらキツイですね。
でも会員数と施行数が増えている、、、特に入会者数が大きく
増えているって事は、時代の流れに沿っているって事なんだと
考えられます。 少なくとも流れに逆行はしていません。
沢山の人が会葬に来る一般葬が当たり前の時代から、少しだけ
人数が減った形だけの家族葬になり、いよいよ本格的な家族葬
時代がやって来る前兆だろうと思っています。
余分な費用を抑える事で、温かみのある、結構豪華な、それで
いて家族がしっかりお別れのできる家族葬が当たり前の時代に
なってくれる事を願います。
減収に関しては、食えるなら良いんじゃない・・が本音です。
少数だからできること、少数で無ければできない事は多い。
会社の身体を大きくする事を目指す経営者は多いけど、大きく
なればメリットも増える反面、リスクも比例して大きくなる。
35才で起業し25年後に黒字で閉鎖した前株式会社経営の中で
学んだひとつでもあります。
経営とは・・・事業の対象者が増え続ける商いをすることで、
自分達が食い続けられること・・・
倒産、蒸発した反面教師の父親が背中で教えてくれたこと、と
約30年間事業継続してこられた原点が、この考え方なのです。
して駐車場も停められるだろうと、大学病院の個室に入院中の
方からの依頼で事前相談と入会手続きに行ってきました。
さすがに病室で自身の葬儀事前相談は初めてです。
社会福祉協議会の知り会いからの連絡で、ほぼ天涯孤独な本人
から万が一の時への不安を解消したいと相談されたようです。
個室に入っているので余裕のある人かと思いましたが、病室が
満室で個室しか空いてなかったそうです。
雪の日に滑って大腿骨骨折で救急搬送され、手術したとのこと
でしたが69才直前の彼は肺癌に犯されているとの事でした。
話しをすると咳き込むようですが、顔色も良く、その旨を伝え
ると嬉しそうな顔で「皆さんに言われる」と言ってました。
彼の持つ条件に最適と思われる『完全委託パック』を説明する。
① 死亡届申請者に成れる家主さんに依頼し事前に全情報を聞く
② その時が来たら、当方がお迎えに来る旨を事前に担当医等に
知らせておき、ご遺体(死亡診断書)を、あんしん館搬送
③ 納棺安置後、死亡届出、火葬予約を全て代行
④ 予約日時に霊柩車搬送し火葬、拾骨して、当方で散骨
以上全て(火葬日まで安置日数不問・ドライアイス全量込)の
税込で120.000円と話すと、改めて料金の安さに驚いて入会、
少し雑談していると「こんなに安くて経営が成り立つの?」と
言われ「自分達のように天涯孤独で余裕の無い人間にとっては
神様みたいな存在です。 本当にありがとうございます」
と依頼者である患者さんが心配も感謝もしてくれました。
帰りの車中、決算まで2か月と少しでもあり、病室で言われた
ように料金が下がっている感じはあったので千明に聞きます。
「今年度の入会者数と施行数と売上はどうなってる?」すると
「入会者数は決算まで2か月を残して対前年比はクリアして、
施行数は1か月を残して対前年比数はクリアするでしょうが、
売上に関しては現時点で対前年比のマイナス400万円です」
「ありゃ、、施行数増で売上減って事は、単価下がってるね。
なんでだろ?」そう聞く僕に即答で返ってきたのは・・・
「家族葬で食事をしない人が増えたのと、家族葬の人数が減り
香典返しが少なっているからでしょう。 あと去年11月に下げた
直葬料金の影響もありますね」だそうです。
10か月で400万円減って事は、月に40万円ですから、最安料金
直葬パックなら月に約5.5施行分、、家族葬なら約2施行分に
相当するわけです。 正直刹那的にとらえたらキツイですね。
でも会員数と施行数が増えている、、、特に入会者数が大きく
増えているって事は、時代の流れに沿っているって事なんだと
考えられます。 少なくとも流れに逆行はしていません。
沢山の人が会葬に来る一般葬が当たり前の時代から、少しだけ
人数が減った形だけの家族葬になり、いよいよ本格的な家族葬
時代がやって来る前兆だろうと思っています。
余分な費用を抑える事で、温かみのある、結構豪華な、それで
いて家族がしっかりお別れのできる家族葬が当たり前の時代に
なってくれる事を願います。
減収に関しては、食えるなら良いんじゃない・・が本音です。
少数だからできること、少数で無ければできない事は多い。
会社の身体を大きくする事を目指す経営者は多いけど、大きく
なればメリットも増える反面、リスクも比例して大きくなる。
35才で起業し25年後に黒字で閉鎖した前株式会社経営の中で
学んだひとつでもあります。
経営とは・・・事業の対象者が増え続ける商いをすることで、
自分達が食い続けられること・・・
倒産、蒸発した反面教師の父親が背中で教えてくれたこと、と
約30年間事業継続してこられた原点が、この考え方なのです。
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