27日火葬したお父さんは72才、平均より短い寿命とも言えるし、人生
50年と考えれば20年以上長生きしたと言えるかもしれない。
本来の家族は奥さんと息子2人、娘1人の5人ですが、先月入会されて
約2か月後の利用、25日夜、電話が入り隣接高崎市の総合病院病室に
お迎え、あんしん館納棺安置、直葬、散骨、ぱっく60使用ですから、
地域加算1万が加わり118.800円税込が総額のお葬式です。
高崎の病院から近い自宅ですが、家族もあんしん館に来て安置された
故人の近くで話しをし、死亡診断書を書いて、その後の手続きを僕に
相談され午前3時過ぎに帰っていかれましたが、家族の印象を一言で
言えば『とにかく明るい』でしょう。
だからと言って、ずっと明るく笑っている訳ではなく、病院を出る時
納棺された故人を見た瞬間、火葬炉の扉が閉じる時、などは涙を流し
目を真っ赤にしているのです。 でも明るい・・・
お母さんが言っていました。
「私だけでなく、息子達もアメリカに住む娘も間に合って、丸々1日
ベットの側で過ごし、最後まで話しもできたし、看取ることができた
から悲しいけど後悔はありません」
病室から出てエレベーターで地階まで降りる中で聞いた言葉でした。
その後、あんしん館での数時間や、火葬の時間、家族から出る言葉の
ほとんどは亡くなったお父さんの話題、笑いながら、こんな人だった
あんな人だったと、褒めるわけでもなく、けなす訳でもなく、故人を
話題にする・・・聞いている限り家族仲もよく、笑いのある家族だと
分る・・・今は少ない家族関係かもしれません。
火葬だけのお葬式と散骨、お父さんも納得してて、お葬式で見栄など
張っても仕方ないしと笑うお母さん、それに同調する子供達・・・
生きているうちに出来ることをした家族、最後は泊まり込みで父親と
病室で過ごし、最後の時も一緒に迎え、亡くなった後は見栄を張らず
あとに残るお母さんの生活を最優先した葬儀・・・お見事です。
生前は会いにも来ず、何もせず亡くなった途端に騒ぎ、葬儀は見栄を
張って世間体ばかりを気にする家族より、遥かに、格段に家族らしい
温もりを感じられる家族でした。
明るくいられるのは、生前すべき事をしたからであり、家族としての
仲が良く、後悔のない家族生活だったから、お父さん話題を笑い話の
ように語り良き思い出にしていけることでしょう。
沢山の葬儀をみてきたし、沢山の家族も見てきましたが、共通の要素
だろうか、本当に仲の良い家族だけが明るく笑えるのかもしれません。
そこには、何処の誰が見ていようと、笑っていようと家族全員の中に
家族愛があり、家族仲が良い自信があって、つくろう必要もないし、
仮面を被る必要もないし、そこには嘘が無いからなのでしょうか。
きっとお母さんは、これから何度も涙するでしょうが、子供達や友人
達が側で支えてくれることでしょう。
生前の故人を最後まで看取り、後に残るお母さんの生活を最優先して
他の家族が各々できる事をバックアップしていく・・・
家族とは・・・こうありたいもの・・・と思えた葬儀でした。
50年と考えれば20年以上長生きしたと言えるかもしれない。
本来の家族は奥さんと息子2人、娘1人の5人ですが、先月入会されて
約2か月後の利用、25日夜、電話が入り隣接高崎市の総合病院病室に
お迎え、あんしん館納棺安置、直葬、散骨、ぱっく60使用ですから、
地域加算1万が加わり118.800円税込が総額のお葬式です。
高崎の病院から近い自宅ですが、家族もあんしん館に来て安置された
故人の近くで話しをし、死亡診断書を書いて、その後の手続きを僕に
相談され午前3時過ぎに帰っていかれましたが、家族の印象を一言で
言えば『とにかく明るい』でしょう。
だからと言って、ずっと明るく笑っている訳ではなく、病院を出る時
納棺された故人を見た瞬間、火葬炉の扉が閉じる時、などは涙を流し
目を真っ赤にしているのです。 でも明るい・・・
お母さんが言っていました。
「私だけでなく、息子達もアメリカに住む娘も間に合って、丸々1日
ベットの側で過ごし、最後まで話しもできたし、看取ることができた
から悲しいけど後悔はありません」
病室から出てエレベーターで地階まで降りる中で聞いた言葉でした。
その後、あんしん館での数時間や、火葬の時間、家族から出る言葉の
ほとんどは亡くなったお父さんの話題、笑いながら、こんな人だった
あんな人だったと、褒めるわけでもなく、けなす訳でもなく、故人を
話題にする・・・聞いている限り家族仲もよく、笑いのある家族だと
分る・・・今は少ない家族関係かもしれません。
火葬だけのお葬式と散骨、お父さんも納得してて、お葬式で見栄など
張っても仕方ないしと笑うお母さん、それに同調する子供達・・・
生きているうちに出来ることをした家族、最後は泊まり込みで父親と
病室で過ごし、最後の時も一緒に迎え、亡くなった後は見栄を張らず
あとに残るお母さんの生活を最優先した葬儀・・・お見事です。
生前は会いにも来ず、何もせず亡くなった途端に騒ぎ、葬儀は見栄を
張って世間体ばかりを気にする家族より、遥かに、格段に家族らしい
温もりを感じられる家族でした。
明るくいられるのは、生前すべき事をしたからであり、家族としての
仲が良く、後悔のない家族生活だったから、お父さん話題を笑い話の
ように語り良き思い出にしていけることでしょう。
沢山の葬儀をみてきたし、沢山の家族も見てきましたが、共通の要素
だろうか、本当に仲の良い家族だけが明るく笑えるのかもしれません。
そこには、何処の誰が見ていようと、笑っていようと家族全員の中に
家族愛があり、家族仲が良い自信があって、つくろう必要もないし、
仮面を被る必要もないし、そこには嘘が無いからなのでしょうか。
きっとお母さんは、これから何度も涙するでしょうが、子供達や友人
達が側で支えてくれることでしょう。
生前の故人を最後まで看取り、後に残るお母さんの生活を最優先して
他の家族が各々できる事をバックアップしていく・・・
家族とは・・・こうありたいもの・・・と思えた葬儀でした。
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