個人でなく施設入会した入所者が、数日の余命との宣告受けたとの

連絡を受けましたが、昨日は別の施設から職員さんが相談に来館、

都内に住む70代の姪後さんが、前橋の施設で暮らす叔母の終幕後を

面倒みるというものでした。

数回前に書いた『独居者用葬儀パック』の相談が続いています。

おかげで現場で対応する施設等の方々と話し合う機会が持てた事で

ほぼパック内容と対応策が完成してきました。

① 死亡届申請者について

親族,同居者,家主,地主,家屋管理人,土地管理人等,後見人,

保佐人,補助人,任意後見人 が法務省のホームページに記載され

ている手続き対象者で、後見人以降は登記原本が必要です。

ところが施設で暮らす人に後見人等がいない場合も多く、その時は

誰が申請者になれるの?と斎場に確認すると施設長が申請をして、

届出書は『家屋管理人』で良いと分りました。

② 病院逝去の時は看護師さんから連絡して貰いお迎え、施設での

逝去は医師の死亡確認を待ってお迎え、お迎え時か事前に申請者の

必要事項を全て確認しておき、認印を準備すれば夜中の場合や遠方

から駆け付ける必要もありません。 但し行政書士法もあるので、

特殊な場合を除き自署して貰うのが基本なのは間違いありません。

搬送時でなくても提出前に記入できれば済むことですからね。

③ 友引が入り安置日数が増える場合と、ドライアイスや冷蔵庫の

費用が増える場合、さらに消費税は全て込々価格が最善に思える

④ 火葬後の焼骨供養と処理は専用散骨場、専用永代供養墓を所有

する当方はお迎え~遺骨供養まで全て安価で引き受けられる

と、ここまで書いた時、隣接市の施設入所者が亡くなったと連絡が

入り手配を始めました。 現在時刻午後1時55分・・・

すぐに26日の火葬予約確認、26日午後2時の予約取れ超ラッキー、

千明がドライアイスを取りに行き、僕は棺の準備を整えると、搬送

シート、エンゼルセットを準備、ドライアイスの到着を待ってから

隣接市の指定病院まで寝台車で向かいます。

施設から事前に病院に連絡してあり、我々と看護師さんで寝台車に

乗せ、診断書を預かると前橋に戻り納棺安置を済ませ、故人が長年

住んだ施設長の到着を待ちます。

施設長に死亡届出書の申請欄に記入して貰うと、隣接市の福祉課に

FAXして、午後5時慌てて前橋市役所に向かう。

何とか間に合って死亡届の手続きが済むと、火葬許可証の発行まで

少し待っている間に気付く・・・明日は土曜日だから市役所でなく

火葬場に提出する日・・・なら、午前中の提出で充分間に合った。

気付いたが時すでに遅し・・・

明日火葬が終了すると、焼骨は我々が預り、後日粉骨、更に時間の

ある時を狙って車で1時間30分の専用散骨場にて代行散骨すると、

今回の完全委託火葬・散骨は全て完了となります。

今回の費用は『ぱっく60+隣接地域搬送加算』110.000円+税が

総支払額ですが、逝去日時によっては友引が入ったり、年末年始に

あたれば一週間待ちもあり得ます。 当然、ドライアイスか冷蔵庫

費用が掛かるわけで・・・あんしん館安置、お迎え、火葬が前橋の

場合、2017年4月の消費税10%引き上げ後でも、税込120.000円

なら『完全委託の直葬+散骨パック』として何となる気がします。

今回の依頼は中々のシュミレーションとなりました。

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