人が亡くなり葬儀場などの施設にご安置するときなら、多くの場合問題
にはなりませんが、自宅にご安置された時は注意して欲しい事がある。
にはなりませんが、自宅にご安置された時は注意して欲しい事がある。
亡くなる直前、家族が何日も病院や施設に泊まり込んだ場合は特に注意
すべきなのが弔問時間というか、滞在時間でしょう。
付き添いで疲労困憊し、家族の逝去で精神的にも落ち込んでいるのに、
更に神経を使う人達が押し寄せたら、家族にとっては迷惑なだけです。
この辺りを勘違いしている親戚は意外に多いとお考えください。
自分は親戚だから、娘婿だから、故人の兄弟なのだからと、普段さして
行き来の無かった人達が来て、長く居座る・・・当の本人達は親切だと
思っているのでしょうが、大半の家族には迷惑でしかありません。
特に遠方に住んでいる親戚が来て家に泊まるなどもってのほかです。
来るのは構いませんが、宿泊は自分で手配して、自腹で来るべきです。
① 行ってあげる・・・的な発想は捨てる事。 なら行かなくて良い。
② いつ行けば良いかは、電話で確認してからにする
特に遠方から来る人は最短の滞在を心掛ける
③ 逝去後最初に行った時は早めに失礼する(家族の様子を確認する)
ただし、家族が家に居て欲しい人もいるのです。
※ 家族が神経を使わず、居てくれたほうが心強い人です
これは普段から家族同様の付き合いをしていた人以外いません。
もっと言えば元々の子供達、親達であっても、日々の親交が少ない場合
殆どは気を使う人なのだと知っておきましょう。
自分が逆の立場で安置をしている側だったら・・・と考えれば分るはず。
故人が親兄弟だから、亡くなった方の子供の相手だから気を使わない訳
ではないでしょ? 自分が居ることで家族が気を使わせる人は、長居を
しない事が親切なのです。
そう・・居て欲しい人は必ずしも親戚、血縁とは限りません。
他人だとしても日々深い親交のあった人は、家族を見れば自分がどうす
れば良いかも分るはずです。
そう考えると、安置施設のほうが長居はしませんし、家族も接待せずに
済むから間違いなく楽なのですが、故人が自宅に帰りたがってた場合は
連れて帰ってあげたいと思って当然ですからね・・・ そんな時は一日
だけ、一晩だけ自宅で過ごさせてあげる方法もありまます。
或いは、ほんの1時間だけ自宅に滞在する方法だってとれるのです。
若干の費用は掛かるでしょうから、葬儀屋さんに費用確認をして、問題
なければ最善の方法をとる事をお勧めします。
最後にこれだけは忘れないでください。
故人が・・・故人の・・・も結構ですが、残る家族の健康と財布事情と
都合や思いを最優先させる事だけは忘れてはいけません。
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