昨日の兄妹の話を書き終えて、倒れたお母さんは『団塊の世代』最後の年代です。 

65才以上が3.300万人、うち半分近くは75才以上、独居者は600万人となっています。

って事は2.700万人(1.350組)の老人夫婦がいるわけです。 さらに今から20年後の

世の中は3人に1人が65才以上、国家の存続すら危ぶまれる時代になるのです。

今を生きることが一番大切ですが明らかな未来への対応も必要で、そのひとつが老人の

生活が支えられるのか!? という素朴な疑問でもあります。

》2人の若者で1人の老人を支えるなど到底不可能で年金は下がる一方なのが明白

》女性のほうが長生きの現実から、遺族年金で生活する人が増える

》年金が減るなら、遺族年金は更に減額されるわけで・・

》医療費・介護費が増加する中、抑えられる費用の筆頭として挙げられるのが終幕後の

 『葬儀』『遺骨』であり、他に削れる費用など無いのが本当のところ

》問題は過去の慣習からくる概念を多くの人達が持っていること

》葬儀、墓、法事、お金を掛ける事が供養と考える風潮が根強くあることです

》過去の葬儀を否定しませんが、可能な限り広い選択肢を生み出し実践することで、

 その時の財布事情で可能な葬儀ができるようにしておく必要がある

》またそれが『普通』であり『当然』と考える世の中になっている必要もある

》常識は刻々と変化するのものではありますが、人の死にまつわる事だけに『火葬だけ

 の葬儀が普通』だと個々の意識に浸透するにはかなり時間が掛かると思われる

》だからこそ、誰かの言葉のように『いつするの? 今でしょ!?』と考えるべき

》あと2~3年後には団塊の世代が70代に突入、葬儀は目に見えて増えるし、その陰で

 配偶者を亡くしたお婆さん達の生活苦も増えるのです

ようするに自分の生活許容範囲で行える葬儀を生み出し、世間の誰もが認知すれば、

葬儀費用の捻出で苦しむ人が減るってことで、葬儀だけでなく遺骨供養の方法もしかり

これが僕の中にある素朴な疑問であり、その為に今何をすべきか動いてきた7年です。

この文章を読んで異を唱える人達も当然いるでしょうが、それは立つ土俵が違うからで

宗教者なら火葬だけの葬儀などあり得ないと言うでしょうし、石屋さんなら墓に埋葬し

ないなどあり得ないと言うでしょうし、葬儀屋さんは一般葬儀や家族葬儀を前提として

話すでしょうが、みんな自分の立場から、自分の生活を考慮した意見だと言えます

なら葬儀にお金を払う『家族目線』だって当然存在するし『家族の葬儀を家族のお金で

行うって事は、家族目線が最優先されて当然とも言えます』

食べ物、着る物、自動車、など生活の全ては各々の生活レベルや、誕生日の食事、

記念
日の行事など、思いや、その時の財布事情によっても様々なのですから、葬儀も、

遺骨も、墓も同じように
各々の意思と価値癌で決め、外野は素直を受け入れるべきです。

間違えて欲しく無いのは、火葬が良いと言っている訳でなく、できるだけ多くの

選択肢
の中から、今の自分達に最適と思える方法をとれば良いし、それが普通にできる

世の中であるべきで
『残る家族の生活を最優先した結果であり、後で後悔しない選択』

あんしんサポートからの提言です。

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