49日明けで後飾り祭壇一式を引き上げに行くと、葬儀の時の話題に
なり「良い葬儀で本当にありがどうございました」と良く聞く言葉の
なり「良い葬儀で本当にありがどうございました」と良く聞く言葉の
あとに出た話題・・・ 相談者から何度か耳にした事はあるのですが、
あり得ない内容なので、正直なところ嘘だと思い続けてきた事です。
しかし葬儀が済んだあとで、わざわざ話題にするのに嘘は言わない
だろうと考えると、あり得ない事が現実にあるってことのようです。
あり得ない内容なので、正直なところ嘘だと思い続けてきた事です。
しかし葬儀が済んだあとで、わざわざ話題にするのに嘘は言わない
だろうと考えると、あり得ない事が現実にあるってことのようです。
葬家の地域にある一番多くの葬儀をしてきたであろう葬儀場の話で
うちに相談に来るより前に行ったのだそうです。
そこで聞かされた話は、葬儀の専門用語がやたら出てくるし葬儀場は
10数名の家族葬では寂しいだろうと思う程広い式場でしたが、担当者
らしき人は問題ないという素振りで、意に反さず話しを続ける。
らしき人は問題ないという素振りで、意に反さず話しを続ける。
最初から最後まで良く理解できない葬儀の話しを聞き、葬儀費用の
話しになると、棺や骨壺、料理、返礼品も含めあらゆる物を選ぶから
話しになると、棺や骨壺、料理、返礼品も含めあらゆる物を選ぶから
今の段階で見積りは出ないおおよそ100万円~ですが、実際の葬儀
になってみないと分らないと言われたと言うのです。
になってみないと分らないと言われたと言うのです。
はぁ!? って感じでしょ?
また、お寺は自分で探してくださいとのことで一般的には40万円~だと
言われたようで、最低でも140万円以上は掛かることだけ分かったので、
即座に引き揚げ、後日あんしんサポートでの事前相談にをしたそうです。
言われたようで、最低でも140万円以上は掛かることだけ分かったので、
即座に引き揚げ、後日あんしんサポートでの事前相談にをしたそうです。
相談が始まると、全ての金額が明確で、棺などの選択肢もなく、どの
棺なのか、どんな骨壺なのか、どんな祭壇で、どんな安置になるか迄
全てが写真もあって明らかで、費用は5分の1程度だと分かった時点では
本当にこの金額で出来るのだろうかとさえ思ったそうです。
本当にこの金額で出来るのだろうかとさえ思ったそうです。
でも対象者に異変があったら、すぐに連絡して良いと言われたことで安心
して事前相談から葬儀までの1年数か月を過ごせたという。
葬儀になると、自分達は何も心配することなく、バタバタいることもなく、
進んで、湯かん納棺は温かくて、気を使う人は声を掛けるなと言われた
通りにした事もあってか、自分達家族で送れた思いが強いと言います。
通りにした事もあってか、自分達家族で送れた思いが強いと言います。
支払いに関しては、葬儀、飲食だけでなく県外から来た親戚達の宿泊
費用や位牌まで10数人の葬儀でありながら、全て香典で賄えたとの
報告もしてくれました。
葬儀費用が安く済んだ部分は別として、それ以外の事前相談や見積り
などは、うちが普通で、最初に行った葬儀社が普通じゃないだけです。
事前に料金を提示しない商売が今の時代にあり得るでしょうか?
寿司屋の時価でさえ、事前に聞けば教えてくれるはずです。
自動車、家、洋服、食品、食事、明確な料金が分らないものってある?
自動車、家、洋服、食品、食事、明確な料金が分らないものってある?
どう考えてもあり得ません。ならば葬儀社の人は自分で買物や依頼を
する時に料金が分らなくても普通なのでしょうか?
絶対にそんなことはありません。 なのに商売人の立場になったら、
料金も明確にせず、見積りはでませんって言えるのが不思議でしょ?
ってゆーか、見積書は暫定数でいくらでも出せるものだし、見積書で
無くても金額を提示するのは当然だし、金額も分らないのに依頼する
人なんていねぇーだろ!? やる気ねぇーの?としか思えませんが、
事前に見積書も出さず、商売していられる現実に驚きを感じます。
事前に見積書も出さず、商売していられる現実に驚きを感じます。
今まで何百人だか、それ以上か分らない事前相談をしてきました。
その中には見積書を出さない葬儀社の話題も確かにありました。
でも相談者の話に尾ひれがついて、そう言っているだけだと思ってた
のが本音でした。 だけど現実にあるのだと初めて知りました。
これだけをみても凄い業界ですね。
どれだけ時代錯誤している業界なのでしょう?
思いきり売り手市場感覚が今も残っているようです。
思いきり売り手市場感覚が今も残っているようです。
近い将来淘汰される葬儀社なのは間違いないでしょうが、考えように
よっては、普通にしているだけで信用される業界であり、ほんの少し
利用者の立場に立つだけで、すごく信頼されるって事でもあります。
業界にこんな人達が沢山いてくれるうちは、当たり前のことを当たり
前にしているだけで信頼される。
他業種の方々からすれば、羨ましいほど楽な業界かもしれません。
他業種の方々からすれば、羨ましいほど楽な業界かもしれません。
↓↓↓↓
にほんブログ村
ひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌でもあり、
これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの
思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします