24日午前1時にお一人搬送安置をしたので、あんしん館には二人の

方がご安置されていますが、午前9時に依頼が入り三名を抱える事が

確定した。 明日25日午後から『家族で送るお葬式』26日が2件

と続くので、その間に依頼が入らなければ問題はありませんが、これ

以上の依頼が入ると、自宅以外では安置する場所がありません。

今年の1月のように一日に5件の依頼が入ると、葬儀内容によっては

かなりしんどい事になります。

非会員さんであればお受け出来なくても仕方ありませんし、今年1月

にはお受けできませんでした。 しかし会員さんはどんな事があった

としても受けない訳にはいきません。 

自宅にご安置可能な方なら、なんとでもなりますが自宅安置が難しい

家族が重なった場合が問題です。 それでも安置室2部屋と相談室と

式場を使い、個室安置と納棺安置両方の対応で何とかなりそうです。

問題は我々の体力、、、昨日の午後は隣接市での火葬式で、安置され

ている家族も夜の8時過ぎには帰られたので、それから夕食を食べて

自宅に戻り風呂で温まって布団に入ったのは12時頃でした。

DVDを見ながら1時30分になろうとした時、千明から搬送依頼の

連絡ありとの電話で、すぐにあんしん館に向かいます。

午前2時過ぎ、指定の病院にお迎え、あんしん館に個室安置をすると

打ち合わせですが、24日が友引の事もあり25日は全く空きがない

状況で、26日午後の火葬も満杯、午前10時が2火葬炉、11時が

1火葬炉だけの空きです。

家族に葬儀内容を確認すると事前相談時に聞いていた『家族で送るお

葬式』が希望とのこと、、、そこで26日午前9時~湯かん納棺の儀

10時~お別れの儀、10時30分出棺という予定を立てました。

打ち合わせが終わり、家族は一旦家に帰ると我々は各種手続き準備を

してから事務所を出たのは午前4時になっていました。

自宅に戻り布団に潜り込みますが、足が冷えてすぐに寝付きません。

それでも、いつの間にか眠りについて4時間ほど眠ったでしょうか、

午前9時、千明から葬儀依頼だという電話に、飛び起きて顔を洗って

事務所に到着すると、会員さんのお婆ちゃんが自宅の部屋で寝ていた

のですが、息をしてないようなのです、、、、との電話だったので、

掛かりつけの医者を確認すると、いるというので、すぐに来て貰らう

ように電話で言い、亡くなっているなら死亡診断書を書いて貰ったら

再度連絡するよにと伝えたとのことでした。

午前10時30分、自宅に向かい部屋に入るとコタツで寝ていたのが

分かるそのままの形で亡くなっていました。

搬送シートに載せ替え、布団に寝かせると右手は曲げた状態で固まっ

ており、左手も肘を広げたまま固まっています。

死後硬直の状態からみても夜の10時過ぎには亡くなったのでしょう

ゆっくりと何度も曲げ伸ばししながら両腕を伸ばし、ドライアイスを

当てると末期の水をとり、線香をあげて打ち合わせです。

26日午前10時の火葬以外は27日以降になるのは分かっています

家族と相談し26日10時の火葬で決まりました。

現在抱えている三人の方は、お二人は数日前に入会されたばかりだし

今日の方も、いつ電話が来ても不思議ではない56名の中には入って

いません。 夜中の搬送が続き、そのまま夜まで仕事を続ければ安置

うんぬん以前に我々三人の体力と健康が維持できるか? って事にも

なるわけで、その点が今年の冬は最大の懸念事項となりそうです。

今年のあと一週間、、、30日が友引なので29日は早々に予約一杯

となるのは確実、さらに正月3日も友引で三が日火葬場は休みとなる

ので年末年始はどんな流れになるのやら・・・

今年の始めから気管支が弱くなっているので、寝不足は止むを得ない

としても寒さ対策はしっかりして乗り切りたいと思います。

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