12月31日夜、千明家と武井家用に毎年重箱で12ほどのおせちを

作りますが今年も冷凍マグロと冷凍エビはすでに買ってあります。

僕が結婚した時から始まって、奥さんの両親や兄弟達も揃って食べに

来ていましたが、義父が亡くなり去年からは家族での正月です。

一昨年からは千明の実家にも作ってあげるので、大晦日の夜は料理屋

さんのようです。 特に千明の母親はぶ厚いマグロの刺身や色取りの

良いお重が楽しみらしいので、続けられる限りは作ってあげたいと思

っています。 マグロは角上チラシの入った時に、いつもお願いする

店員さんからブロックで買い、栗の甘露煮、黒豆は100円ショップ

で買っておきます。 そうそう羊かんも100円ショップです。

あとは31日、地元の安売りスーパーで買い揃えるのですが、総額で

2万円には届かないのに写真のように豪華です。

元々僕は魚屋さんをしていた時期もあり、生まれ育ったのが魚屋さん

だからでしょうか、、盛り付けは中々の評判です。

2軒の家族10数人分で2万円、年に一度の贅沢は良しと思ってます。

出来あいのおせちを買えば倍額以上は間違いありません。

ただ今年は元旦の午前3時45分に葬儀依頼の一報が入り、隣接市の

病院にお迎え、あんしん館にご安置すっかり夜も明けて、元旦の駅伝

はすでに4区に入ろうとしている頃、一旦家に戻り家族で正月を迎え

たのですが、翌2日の正午に第二報が入り、自宅でのご安置となった

のでお正月気分は殆どありませんでした。

こんな時は因果な仕事だな・・・とつくづく思います。

それでも依頼する家族のほうが、気が引けているのは分かりますので

いつもの顔で仕事を進めることになります。

毎回のように家族からは感謝され、絶賛され、沢山の人達に紹介して

くれるし、葬儀は時間が来れば終了する、実にメリハリのある仕事で

もあるし、いつも書くように生き甲斐や、遣り甲斐はピカイチの仕事

でもあるので、ご遺体が生理的に大丈夫なら、実に素晴らしい仕事で

あると思います。 がしかし夜中だろうが、寝不足だろうが、体調が

悪くて熱があっても待ってはくれません。 片道1時間の距離へ行く

にも神経を使うし、海外旅行など現時点では全く無理です。 さらに

元々酒は飲まないので問題ありませんが、酒好きだと搬送業者に依頼

することになり、当然経費がかさみますので、あんしんサポートの料

金体系で依頼など到底できませんから、お酒は飲めません。

僕は人の為という感覚はなく、困っている人が喜んでくれる姿を見て

満足するタイプの人間であり、その意味では自己満足でしている仕事

ですから問題ありませんが、千明や息子にはせめて正月くらいは旨い

ものを食って、のんびり過ごさせてあげたいのが本音です。

二人も僕と同じような感覚の持ち主なので、不平は一切言いませんが

これから事業拡大するならそうはいきません。

この点は後日書きますが、料金体系にも直接係わる問題で深刻です。

先日も書いたように今年は30日が友引だし、正月3日も友引なので、

年末30日は休み、元旦、2日、3日も火葬場は休みとなります。

これが2万円以下で作る特製おせち、昨年大晦日の写真です。


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