一人住まいの人達が増えている世の中で孤独死を無くす・・・

① 夫婦だけの世帯で、どちらか一人が終幕を迎えたあと

② 親元から離れた独身者の世帯

これが独居世帯の代表的な例で、2030年代には1人住まいの

世帯が、5軒に1軒とも、4軒に1軒とも言われています。

このような人達が増えれば増えるほど、孤独死は無くなりません。

結論を言えば孤独死を無くすことはできません。

しかし怪我で動けない人や、軽い突発的な病気で倒れた人なら

助かる命は格段に増やせるし、その方法は考えられるはずです。

また孤独死は防げなくても、早い段階で発見すれば人に会えない

ほど凄惨な、悲惨な遺体にならずに済むのです。

孤独死と書いていますが、怪我や病気で倒れた方なら病院です。

では、どんな人達がタッグを組むべきでしょう。

自治会、民生委員、その方達に基本指示を出せる行政、いつでも

対応して貰える医師(時に死亡診断書)と看護師、痴呆等が起きた

場合の介護施設と介護士、そのあとが我々葬儀を行う者と焼骨の

処理ができる所・・・そして、そして、肝心なのが髙い意識を持った

独居者自身である本人達です。

今日の午後、風船で子供達の喜ぶ人形を作って遊ばせながら親に

募金をして貰うのが主で、様々な募金活動を行い、東北震災孤児や

ユニセフへの募金を続けているSIEN2の代表と、孤独死対策で今

我々が考えている事を聞いて貰ったり、助言を貰ったりと数時間話を

しましたが、発起人の一人に名を連ねてくれることになりました。

この人は、あんしんサポート設立当初から陰になり、日向になりと

色々助けてくれた方でもあります。

人は1人で生きていけません。 生まれてから終幕まで母親の存在

から始まり、様々な人達に助けられ、教えられ、叱咤激励もされたり

仕事や私生活で、ともに生きる人との出会いがあったりするのです。

中には反面教師も多々いますが、それも人との繋がりであり、人生

生きる上での肥やしでもあります。

それは事業でも同じで、あんしんサポートが立ちあがり、歩き出して

走り出し、今日まで来られたのも多くの人達に励まされ、期待もされ

時に反面教師もあったりと、様々な人達との接触の中で教えられて

きた事も多く、利用された家族からどれほどの紹介を頂けたことかと

考えると、みんなに支えられてきたのを実感します。

だから今、日本で抱えている孤独死対策も、気づいた人間がくちに

出し賛同できる人達が立ちあがり、少しづつでも前進しながら問題の

対策に取り組み結果をだしていくのが人の社会なんだと思います。

利益うんぬんもなく、忙しくなったり、煩わしい事が増えるだけなのは

間違いないでしょうが、人は誰でも『死』の話はしたくないし触れたく

ないし、いつか必ず死ぬのは分かっていても、どこか対岸の火という

感覚が極々普通の人ですが、あんしんサポートは普通の人と少し違う

経験をしているからこそ、動くべきなのでは? とも思えるのです。

これを読んだあなた自身もお考えください。

■ 人の死は、ある日突然起きる可能性はいくらでもある YES・NO

■ それは今日かもしれないし、明日かもしれない     YES・NO

いかがですか? NOと回答できる方はいますか? いたとしたなら

何の根拠もない希望的観測でしかないはずです。

『でも、すぐすぐではないよ』と思うのが普通の人であり、それで良い

とも思います。 死の恐怖を持ちながら生きる必要はありません。

ただひとつだけ、多くのみなさんと我々との違いがあるのです。

それは孤独死の凄惨な遺体の現実を知っていることです。

だからこそ、真実を伝えることで、孤独死や怪我や病気で動けなく

なった時の対処方法を、一人一人が考え、決めて、伝えておく事を

個人レベルでなく、官民の地域が一体となってより良い方法を模索

してゆく必要があるでしょう。

1年や2年で解決する問題ではありませんので、官の持つ2~3年

毎に担当者が変更すると、いちから・・・なんて事にならない対策も

含め、団塊の世代が70代に突入する4~5年後には結果を出して

おかないと大変な社会問題となるはずです。

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