本日のテーマ『火葬炉に入る瞬間は見るべし』とは・・・
亡くなった瞬間は別にして、ご安置、通夜、葬儀と続きますが、
葬儀の期間で最も悲しい瞬間、、、火葬炉に入り、扉が閉まり、
火の入った音がした時以上に悲しさの込み上げる時は無いの
だろうと、家族を見ていると思えます。
それまでは冷静だった家族が、声を出して泣き、過呼吸になる
のでは? と思えるほどの人も少なくありません。
最愛なる家族の肉体との、永遠の別れをする瞬間でもあるの
ですから、その場から逃げ出したくなるのも分ります。
先月葬儀をされたお婆ちゃんは、孫の葬儀に行けなかったと
聞かされましたが、自分の旦那の葬儀でも、、、もしかしたら
お母さんは列席しないかもしれないと娘さん達は言いました。
そこで、湯かん納棺の時、ひと通り事が済んでから言います。
「お葬式そのものが悲しいのに、その中でも一番悲しい瞬間が
火葬炉に入る時です。 誰でも見たくない、逃げたい場面なの
ですが、どんなに辛くてもその瞬間だけは絶対に見てください。
見た人は心がちゃんと整理してくれるけど、見ないといつまで
経っても心の整理が出来ない、、、それが火葬炉に入る瞬間
火葬炉に火が入る瞬間でもあるのです」と話をしたのです。
翌日葬儀が済み、火葬炉の前にお婆ちゃんの姿があります。
両側を娘達に支えられて入る瞬間、扉が閉まる時、火が入る
瞬間までの全てをしっかり見ていました。
火葬炉前から清め室に移動してくるお婆ちゃんは娘達に支え
られたままです。
「お母さん、ちゃんと見たかい?」そう言う僕に「うん」と頷いた
お婆ちゃんを抱いて背中を手でポンポンと叩きながら「うんうん
辛くて、悲しかったけど頑張ったね」と語りかける・・・
「うん、、頑張った、、、」とお婆ちゃん
昨日、納骨があり久しぶりにお婆ちゃんと会いましたが、今は
元気になりつつあります。
葬儀という特殊な悲しみの時間の中でも、特別悲しい瞬間が
火葬炉に入る時だけど、別れを受け入れられる瞬間でもある
訳で、だから『火葬炉に入る瞬間は見るべし』なのです。
亡くなった瞬間は別にして、ご安置、通夜、葬儀と続きますが、
葬儀の期間で最も悲しい瞬間、、、火葬炉に入り、扉が閉まり、
火の入った音がした時以上に悲しさの込み上げる時は無いの
だろうと、家族を見ていると思えます。
それまでは冷静だった家族が、声を出して泣き、過呼吸になる
のでは? と思えるほどの人も少なくありません。
最愛なる家族の肉体との、永遠の別れをする瞬間でもあるの
ですから、その場から逃げ出したくなるのも分ります。
先月葬儀をされたお婆ちゃんは、孫の葬儀に行けなかったと
聞かされましたが、自分の旦那の葬儀でも、、、もしかしたら
お母さんは列席しないかもしれないと娘さん達は言いました。
そこで、湯かん納棺の時、ひと通り事が済んでから言います。
「お葬式そのものが悲しいのに、その中でも一番悲しい瞬間が
火葬炉に入る時です。 誰でも見たくない、逃げたい場面なの
ですが、どんなに辛くてもその瞬間だけは絶対に見てください。
見た人は心がちゃんと整理してくれるけど、見ないといつまで
経っても心の整理が出来ない、、、それが火葬炉に入る瞬間
火葬炉に火が入る瞬間でもあるのです」と話をしたのです。
翌日葬儀が済み、火葬炉の前にお婆ちゃんの姿があります。
両側を娘達に支えられて入る瞬間、扉が閉まる時、火が入る
瞬間までの全てをしっかり見ていました。
火葬炉前から清め室に移動してくるお婆ちゃんは娘達に支え
られたままです。
「お母さん、ちゃんと見たかい?」そう言う僕に「うん」と頷いた
お婆ちゃんを抱いて背中を手でポンポンと叩きながら「うんうん
辛くて、悲しかったけど頑張ったね」と語りかける・・・
「うん、、頑張った、、、」とお婆ちゃん
昨日、納骨があり久しぶりにお婆ちゃんと会いましたが、今は
元気になりつつあります。
葬儀という特殊な悲しみの時間の中でも、特別悲しい瞬間が
火葬炉に入る時だけど、別れを受け入れられる瞬間でもある
訳で、だから『火葬炉に入る瞬間は見るべし』なのです。
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これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの
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