焼骨をどうするかは、大きく分けて表題の4パターンでしょう。 


各方法の詳細や良し悪しを書く前に考えておくべきことがあります。 


それは、あなたの家族にとって『焼骨』とはなんぞやという事です。


焼骨とは故人が唯一残した身体の一部である事は間違いありませんが、


焼骨は拝む対象ですか? 故人がそこに居ると実感できる対象ですか? 


それとも埋葬という慣習があるからしている事ですか? 


それ以外の何かですか?


どんな答えだとしても、正しい、間違っているというものではありません。


家族でも感覚が違うこともあるでしょうから、その時は相談してください。


その感覚を踏まえて、それぞれを下記3項目について書きだしてみます。


【形状】焼骨の管理方法や処理方法


【費用】一時費用と継続費用


【現状課題】現状起きている課題等


まず第一に法律でいう『墓』についてです


墓地、埋葬等に関する法律があり法律に沿って管理監督される。


墓は下記4パターンが代表的で、最近聞く樹木葬も墓地、埋葬等に関する


法律適用されますが、下記の誰が管理運営するかによって変わります。


① 『村落共同型墓地』 地域住民使用の共同型墓地


② 『民間霊園型墓地』 一般企業経営のビジネス墓地


③ 『公営墓地』 国、県、市、町、村経営の公営墓地


④ 『寺院境内型墓地』 寺や檀家経営の墓地


今回は①について記してみます


① 『村落共同型墓地』


地域の人達が一定の場所を墓地として使用している共同墓地。


各家の墓所が決まってる墓地もあれば、ロッカー式の集合塔になっている


墓地もあり、区画整理された墓もあれば、雑然としている墓もある


【形状】


骨壺をカロートに埋葬するか、ロッカー等に入れて管理するなどがある


【費用】


墓所の永代使用料は寺院などより低費用の場合が多いが、墓の建立は


利用する石屋さん次第でしょう(墓所+墓石70万円~)って感じかな、、、


墓が傾斜地にあったり、墓石を運ぶ通路が無いなどの場合は高額になり


平坦な土地で、搬入も楽なら費用は抑えられるでしょう。


年間管理費は要不要両方あります(管理費ありで1千円~数千円程度)


【現状課題】


少子化により墓守不在が増えているので、○○家の墓という書き方でなく


(和)(希望)(絆)など誰でも入れる絆墓地の形にしたほうが墓は守り易い


この方法なら、出戻った娘達も一緒に入れたり、兄弟姉妹の家族全員が


入れる墓にする事で、墓守不在を防くことにもつながる。


また地域墓地は宗教も問わないのが普通で、途中で宗教が変わっても


或いは、違う宗教を信仰する家族がいても問題なく入れるでしょう。


水場の無い墓所も多いが、その分費用は掛からないので墓参りの時は


ペットボトル等で水は持っていくことになります


管理費が無いまは、各家で管理するのが前提ですから、雑草が生えれば


除去するのが当然で、放っておけば近所との関係にも影響はでます。


墓を維持するなら、綺麗にしておくのは、、、当然のことですけどね。


次回は②『民間霊園型墓地』 一般企業経営のビジネス墓地です。


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