【一般葬】
事前に新聞掲載など行い、故人の弔問は誰でも受け入れる葬儀で、
家族親族の他数名~数百名(有名人や社葬なら数千名)と規模・
内容も様々です。
会葬者の予測が難しく、会場選択も容易ではありません。
使用会場に対して圧倒的多く会葬者が予測される場合には、
通夜式を行い混雑分散させる方法もとれます。
【一般葬のメリット】
葬儀の時に皆さんが来るので後日弔問は少ない。香典返礼品は
香典の半額程度となるので、弔問人数が多い場合、その差額が
葬儀費用に充てられる為、実質的な出費は抑えられる。
【一般葬のデメリット】
絶対数が多い為、家族は接待に追われるなど、バタバタしているうちに
気が付けば葬儀が終わっており、故人をゆっくり偲ぶ時間さえ
無かった・・・なんて話は普通に起こり易い。
会葬者数が予想を下回れば持ち出し費用は当然高くなる。
【密葬】
芸能人や著名人の葬儀では良く耳にする密葬とは、どんな葬儀の
事でしょう。
密葬とは家族を始めとした近親者等だけで葬儀は行い、後日場所を
改めてお別れ会、本葬などを行う場合に使う言葉です。
密葬と本葬(お別れ会)はセットで使われる言葉だと思ってください。
著名人以外だと旅行先や出張先などで突然亡くなった場合にも
行われる方法です。
また本葬やお別れ会は花祭壇に向かって誰かが弔辞を読む・・・
みたいな印象もありますが、故人にちなんだ内容でも良いと思います。
カラオケ大好き人間なら『○○さん偲ぶカラオケ大会』でも良いし、
ダンスが趣味だったなら『○○さん追悼ダンスパーティー』でも良い。
家族で密葬をし後日、故人と親交のあった人達で行う会費制の
お別れ会葬儀、かつて結婚式がそうであったように、葬儀も変化して
いくことでしょう。
【宗教・宗派】
葬儀の規模や定義、メリット、デメリットを簡単に書きましたが、
同時に考えるのが宗教です。
各ご家庭で信仰する宗教があるなら、その宗教に合わせた葬儀を
すれば良いし無信仰なら自由に組み立てれば良いでしょう。
ただ個人的にはどんな宗教だとしても家族を第一に考える葬儀で
あるべきだと考えます。
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『世間に通用する我流葬儀の勧め(仮題)』の下書き文章です。
これから葬儀の喪主や施主をされる方々にとって、後悔の少ない
葬儀にするお役に立てればとの思いを込めて書いています。
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