はじめに【なぜ我流葬儀が必要なのか】
三十八年前に稼業倒産で蒸発した父親逝去の知らせが、八王子
裁判所から届いたのをきっかけに今の葬儀に関心を持ち、調べるうちに
疑問が増え、気が付けばあれだけ忌み嫌っていた葬儀の世界に自身が
入っていました。 この五年を振り返ると自分で動いてきたというより、動
かされてきたというか、何かに引かれたレールの上を走らされてきた感さえ
あります。著書『一銭も要らないお葬式』を読んだ人達から「脚本がある
ような流れだね」と言われ、改めて自分で読みかえしてみても、なるほど
・・・と思えるような流れに、僕の天職であり、人生最後となる大仕事に
父親が導いたのかもしれないとも思えてきます。
偶然をきっかけに動き始めて五年経ちNPO法人設立から四年半が
過ぎても、いまだに業界の人間には成れずどこまでも家族目線で考える
自分がいる。 やっていることは搬送から納棺師、葬儀施行に留まらず、
墓の相談から散骨まで葬儀に関する事なら全て行っており、へたな葬儀
屋さんよりも広範囲に渡る仕事ができるようになった今でも変わらないの
です。 多分あんしんサポートの経営さえ成り立てばいつまでも家族目
線の葬儀を続けるでしょう。 そう確信するだけの理由がある。
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僕自身がひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌ですが、
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