昨日ご夫婦で応援してくれている方が、美容室の帰りに寄ってくれた。
改装中の施設をひと部屋、ひと部屋使用目的を説明しながら案内を
します。 入口入ってすぐのエントランス、式場、事前相談室、安置室
給湯所やバックヤード、さらに外構の塀まで全てを見てから事務所隣の
応接でお茶をしながらの談笑です。
4年前の開設まもなくから知っているご夫婦だけに懐かしい話も出ます。
今から4年前、将来展望として語っていたひとつが去年三月に始動した
国保からの葬祭費支給額5万円だけでできる『5万円火葬支援パック』
であり、公営住宅を始めとしたエレベーターの無い高層住宅にお住まいの
方々の為に『安価な安置施設』、本当の意味で家族葬ができるだけの
『小さな式場』の設立も4年前の同時期に話しをしていた事でした。
小さな式場の話題になると、ご夫婦から提案が出ます。
子供のいない夫婦や、独居老人が数名~10名程度の仲間を作って
友人で行う葬儀にも使えるというのです。 その理由として・・・
①シンプル葬儀パック198.000円なら数人で費用が出せる
②小さな式場なので、ガラーンとした寂しさが無い
③もしもの時は、安置から葬儀まで全てをあんしんサポートで行える
ということでした。 改めて聞かされると『なるほど・・』と感じます。
超高齢化社会であり、子供のいない夫婦や子供があてにならない人は
これから増えるのは確実なのに、人口の多い団塊の世代を始めとして
死亡数も増えるのですから、同じような境遇の人達がお互いに助け合う
のは自然の流れです。 こうしてお茶を飲みに来てくれる人達との話しは
素人さんだからこそ、葬儀をされる家族目線の意見が聞けるのです。
実に有難いことです。 さらに話しをしていくとある事に気づきました。
改装に関わる費用が大変でしょう? と聞かれた時、今回の改装で
新規購入する物、リサイクルショップで購入する物、施設の賃貸に伴う
費用などで頭を抱えることも無かったのを改めて実感しました。
今年は早春から梅雨時に掛けてやたら忙しくて、自分が倒れるかも・・
なんて思った数か月があったのですが、今思うとその時こそ改装に伴う
費用を捻出する為の期間だったのでは???とも思えるのです。
元々常に、どんな時でも、前向きな考え方には定評のあるタイプでは
ありますが、自分の通ってきた過去は、今の自分にとって必要だったと
考えると何事も楽になれるような気がします。 僕のように自然にそんな
考え方をされる方々はそのままで良いと思いますが、普通に考えると
どうしても悲観的な発想が先の方は、何事も肯定的に考える習慣を
身に付けたら、きっと今より明るい未来になれると思いますよ・・・つづく
↓↓↓↓
にほんブログ村
僕自身がひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌ですが、
これから葬儀を経験される方々が後悔の無い葬儀の役に立つ事が出来たら
との思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします