570話で書いた仮称『通夜葬』の骨子ができあがりました。


①午後5時頃~家族親族での葬儀(棺内に花入れ)


②午後6時~午後9時まで一般の方々に会葬して頂く時間


会葬者は3時間の中で各々の都合に合わせて会葬して頂く事になる。


(受付→香典提出→焼香→香典返し受取り→退出【家族と談話】)


また服装は改めて黒を着なくても仕事帰りなら私服で充分でしょう。


③会場内後方にテーブルと椅子を用意しておき、親しい会葬者ならば


お茶を飲みながら故人を偲んで頂く(昔は自宅祭壇の前でお茶を飲み


ながら話しをするのが普通でしたが、その式場版だと思ってください)


④翌日午前、家族や親しい親族だけで火葬する(本当に近しい人達


だけなら、火葬中の飲食を省くことも可能となります)


⑤午前火葬なら、午後に即日納骨もできるし墓地が菩提寺内ならば


その時点で初七日法要も可能です


※湯かん納棺の儀は午後3時頃~行うことも出来るし前日でも良い


※あんしん館式場(最大椅子席40名・駐車場25台)でも100名や


150名の葬儀ならば、会葬時間が3~4時間あるので充分可能です。


通夜葬の利点を改めて書き出してみます


a.会葬者の多くが仕事に支障無く自分の都合に合わせて弔問できる


  (会葬後に香典返しを受けって帰る)


b.故人と親しい人、義理での弔問、会葬者は会葬後、それぞれに適


  した行動を取れる(すぐ帰る人もいれば、家族と話したい人もいる)


c.通夜振る舞いと呼ばれる食事の用意は不要


d.あんしん館で行える為、式場費用が5.000円だけで済む


e.翌日火葬も家族(近しい親族含む)なので飲食費用は抑えられる


f.火葬後の即日納骨も可能となる(地域慣習にもよる)


改めて書いてみると、会葬者には非常に有難い方法なのは明らかだし


家族にとっては財布に優しいし、会葬人数が少なくてもガラーンとした


会場にポツポツ座っているだけ・・・みたいな寂しさも無いので、その点を


考慮しての家族葬にと考える人達にとっては気楽になるはずです。


また予定より多い会葬者でも、時間差があるので問題ありません。


会葬に行った時間帯、駐車場が混んでたら少し時間をおいてから行く


なんて事だってできるのです。


倫理や道徳は変わるべきではありませんが、習慣や常識は時代により


変化するものです。 葬儀のあり方も今の時代に合う家族や会葬者に


優しい、家族目線の葬儀へと進化して当然ではないでしょうか?


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