②式場に関しては、本当に家族だけで数名の葬儀をと考えた場合には
公営斎場の式場は大き過ぎるのです。少なくとも80名程度~150名
ほどの広さがあるので数名で使うには広すぎて、葬儀の寂しさではなく、
違った意味で家族は寂しくなるはずです。 また現在の葬儀は午前が
中心で午後3時の最終火葬に合わせた設定となっています。 がしかし
会葬者の事を第一に考えれば、就業後の午後6時以降の葬儀ならば
仕事に支障をきたさずに済むでしょう。 っということは・・・
(1)通夜でなく、葬儀時間が午後6時以降なら会葬者に都合が良い
(2)会葬は葬儀直後だけでなく、もっと長い会葬時間なら会葬し易い
(3)通夜のように黒服でなく仕事帰りに普段着で会葬できれば助かる
(4)通夜は本来家族と故人で過ごす最後の夜ですから通夜式と呼ぶ
葬儀と同じ事をする必要は無いはず。 ただ会葬者にとって昼間に行う
葬儀には、仕事もあり列席し難いが通夜の時間帯なら行き易いという
点が、現在まで続いてきた最大理由に思えます。 ならば!!!
通夜の時間帯に本葬を行えば良いってことです。
そして式場の広さは30名程度が座れる部屋なら、数名だけの利用も
あまり気にならない広さでしょうし、自社施設なら葬儀後の会葬時間が
3時間あったとしても問題なく使えます。 んと、、会葬者の中には義理
で来られたような、あまり親しくない人もいるでしょうし、下手な親戚より
近い他人だっているはずです。 親しくない人は会葬が済めばすぐにでも
帰りたいでしょうし、親しい人は会葬後に家族と積もる話がある人だって
いるでしょう。 以上これらの条件を満たす新しい葬儀パターンを作れば
会葬者に優しく、家族も気兼ねなく、慌ただしくなく、家族を送る葬儀
ができるような気がします。 前回のブログに書いた現状の安置施設に
ある課題と、今使える場所と、使える予算も含めて改めて検討します。
ものは考えようで、一度作った部屋を使用目的に合わせて変更すると
いうのも簡単ではないでしょうから、そう考えれば変更可能な時に相談
される方々の多くが安置施設や、小式場を希望されたのは結果として
良かったかも、やっぱついてるね・・・と語って図面を引き直した直後の事
消防法でいくつかの課題があることが分かったのです。・・・つづく
次回『消防法に合わせた設計に変更』
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