旅行や外出の様子をSNSで共有するのは一般的な習慣になっていますが、その投稿内容が「自宅に誰もいない時間帯」を第三者に知られるきっかけとなることがあります。特に女性の一人暮らしの場合、防犯の観点からは投稿タイミングや内容の工夫が重要です。
1. リアルタイムの位置情報投稿は控える
「今、○○に来ています」などの投稿は、現在自宅が無人であることを公表しているのと同じです。写真を投稿する場合は、帰宅後に行うようにしましょう。
2. 複数日家を空けるスケジュールを投稿しない
「○日から○日まで旅行します」といった内容は、長期間不在になる情報を公開していることになります。行動スケジュールの発信は避けてください。
3. チケットや予約情報の画像を載せない
航空券、ホテルの予約確認メール、乗車券などを画像でアップすると、日付や時間が明確に伝わります。これも不在情報として悪用される恐れがあります。
4. ストーリーの公開設定を限定する
リアルタイムで外出中の投稿をする場合は、信頼できる友人のみに公開範囲を設定することが望ましいです。全体公開は控えましょう。
5. 投稿画像の背景に注意する
意図せず位置情報が含まれた看板や施設名、駅名が映り込んでいると、行動範囲が特定されやすくなります。背景に写る情報にも注意を払いましょう。
SNSは便利なツールですが、同時に情報漏洩の入り口にもなり得ます。
「誰が見ているかわからない」という前提で投稿する意識が、防犯につながります。
皆さんは、SNSの投稿タイミングや内容を意識していますか?
気をつけていることがあれば、ぜひ共有してください。