県は16、17両日で、新型コロナウイルスに県内で感染した50~90代の男女3人の死亡を確認したと発表した。新規の感染者数は16日に60人、17日に38人をそれぞれ確認。両日合わせた計98人のうち、2割超の23人が重症化や死亡リスクが高い70代以上の高齢者だった。この記事の他の写真・図を見る 県内の直近1週間(10~16日)の人口10万人当たり新規感染は33・77人で、7日ぶりに40人台を下回った。都道府県別の最多は依然変わらず、2番目の東京都(13・21人)より2倍以上多い。 県内の新型コロナ関連の死亡例は計14人となり、このうち7月以降は7人に上る。県は16日、中部保健所管内の90代男性と南部保健所管内の50代女性が死亡したと公表。17日にうるま市の70代男性が亡くなったと明らかにした。うるま市の男性の死因は新型コロナで、ほか2人は調査中。 入院患者は17日時点で342人に上り、病床確保数に占める入院者数(病床占有率)は93・2%を占め、ほぼ満床の状態。県は入院が必要な患者のピークを16日と見込んでいたが、県の糸数公保健衛生統括監は「重症化のピークは1週間ほど遅れて表れる。緊張感を持って対応したい」と述べた。県内の累計感染確認は1656人、うち7月以降が1514人となった。Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング)