母と娘の間に何があったのか。発売中の『週刊文春』(8月13日・20日号)が、木村拓哉(47)の長女Cocomi(19)が高校時代から交際している“生田斗真似”の同級生と関係解消していたことを明らかにした。
二人は学内でも有名な美男美女のカップルで、人目をはばからずハグする姿がたびたび目撃されていたという。誰もがうらやむカップルに変化が訪れたのは、今から2、3カ月程前のこと。Cocomiの方からいきなり「これまでの関係をなかったことにして欲しい」と別れを宣言したという。
筆者が突然の破局の背景を調べたところ、Cocomiは小さな声で「勉強がおろそかになるから」と説明したそうだ。生田斗真似の同級生は親しい友人に「将来、木村拓哉さんが義父になるかも(笑い)」と軽口を叩いていたそうだが、ショックでしばらく学校に通うことができなかったそうだ。
さらに取材すると、原因はどうやら工藤静香(50)にあるのではないかという結論に達した。ただ、静香は少なくとも高校時代までは、娘の交際に口を挟むことはなかった。
「静香自身、おニャン子クラブのメンバーに選ばれた頃からボーイフレンドの影が常について回りました。それはソロになってからも変わらず、『私がラブソングを歌えるのは常に恋をしているから』とスタッフに公言してはばかりませんでしたからね。仕事と恋愛を見事に両立させてきた静香が娘のボーイフレンドの存在を気にかける方が不思議なくらいです」(芸能プロ関係者)
だが、Cocomiが今年3月に芸能界デビューしてから、少しずつ静香ママの心境は変化していったようだ。理由は諸説ささやかれているが、最も説得力があるのが大学生になったCocomiの生活態度だ。
■大学に進学して訪れたCocomiの変化
「高校時代は授業はもちろん、習い事も病欠以外はほとんど休むことのなかったCocomiですが、大学に進学してからは同級生のマンションをたびたび訪れたり、授業を休むこともあったそうです。そのことをママ友を通じて知った静香は大激怒したと聞いています」(音楽関係者)
ボーイフレンドと遊ぶのはいいが、大切なレッスンや大学の授業を休むのは看過できないというのが母親としての静香の偽らざる思いだろう。しかも恋と仕事をしっかり両立させてきた元トップアイドルだけに、長女のハンパな態度が逆鱗に触れたようだ。
「Cocomiがボーイフレンドに別れを切り出すまで、彼女と静香の間で激しいやり取りがあったことが想像できます。ああ見えて静香は自分の考えを無理やり子供に押し付けるのではなく、何か決め事をする時はきちんと話し合いの場を設けると聞いています。母親として、またプロデューサーとして、Cocomiにその熱い思いを伝えたのでしょう。これからアーティストを目指すCocomiにとって『私がアイドルやってた頃ね…』で始まる静香さんの話はとても説得力がありますからね」(前出の音楽関係者)
また別の芸能関係者は、プロデューサーとしての静香の“焦り”が透けて見えるとも指摘する。
「昨年、静香さんは関係者に頭を下げまくって、三浦大知さんに次女のKoki,が作曲した楽曲を提供しました。ところが話題になったのは一瞬で、あの企画が成功したとは言いがたい。現在はCocomiさんのことを『フルートはもちろん、歌もイケるんだから』を熱心に売り込んでいる最中だと聞いています。ただ、業界関係者の反応はいまいちだといい、そうした事情もあって今回のCocomiの破局につながったのかもしれませんね」
Cocomiは同級生に「大学生になったら彼をトト(キムタク)に紹介するんだ」と嬉しそうに漏らしていただけに、改めて“十四光り”の重さを実感しているに違いない。