関東全域に「熱中症アラート」が発表されるなど、10日も全国的に厳しい暑さになっている。猛暑日地点は、2020年最多を更新する可能性がある。「山の日」の10日、各地で厳しい暑さになり、中国・四国から東北の広い範囲で気温が上昇している。関東全域では、9日から「熱中症警戒アラート」が発表され、猛烈な暑さになっていて、東京都内では、すでに8人が熱中症で搬送されている。街の人は「ジメジメしてる。湿度がすごくて暑い」、「(子どもに)こまめに水は飲ませてる」などと話した。午前11時までの最高気温は、東京都心で33.7度、千葉・鴨川市で36.6度などとなっていて、そのほかにも、富山市は36.8度、石川・小松市で36.6度、大阪・堺市で36度となっている。このあと、さらに気温が上昇する見込みで、予想最高気温は、富山市や福井市で37度、埼玉・熊谷市は36度、東京都心では35度で、愛知・名古屋や大阪などでも36度と、猛暑日地点は2020年最多を更新する可能性がある。今後、この暑さはしばらく続く見込みで、東京都心では35度を超える猛暑日が多くなるとみられる。また名古屋では、週の中ごろから37度や38度予想と、体温を超える危険な暑さとなるもよう。リクナビNEXT