大阪市の宿泊施設で療養していた新型コロナウイルスの陽性患者が無断で帰宅したと、大阪府が発表しました。この施設では、8月3日にも患者の無断外出がありました。大阪府によると、8月6日、宿泊療養施設「大阪アカデミア」に入所した30代の男性患者が「埃っぽいので部屋を代えてほしい」と申し出ました。施設が別の部屋を見せたところ、「元のところでいい」と言って自分の部屋に戻りましたが、男性はその夜、無断でタクシーに乗って自宅に帰りました。男性は「部屋の衛生面がよくないので帰宅した」と話していて、そのまま自宅療養に切り替えたということです。この施設では、8月3日にも別の患者が無断で外出したことが判明していて、施設は警備員を1人から2人に増やす対策を行う直前でした。UQモバイル