2021年 3月13日 土曜日 雨
先日の事。
テレビ欄に「写真家ソール・ライター」の名を見た。
写真家ソール・ライターの名を知ったのは、
この時初めてであった。
写真には興味があるので、
一応、録画予約を入れて、
いつか時間に余裕ができたら。
観ることにしていたが、
予約日の予約時間になると、
なんか、それでは済まなくなって、
テレビの前に居た。
ソール・ライターの事は、なんの予備知識もなく、
流れのままに、画面を見続けていら、
数分後には、
紹介される彼の数々の作品に、引き込まれ、
たちまち魅入ってしまってた私が居た。
ソール・ライターは、画家を目指してニューヨークに出てきたが、
写真の魅力に惹かれ、
当時、カラーフィルムがまだ一般的でなかったとき、
ニューヨークの街と人々を、独特の感性で撮り続け、
あまり人々の目に触れることなく、膨大な作品が眠ったままの状態ったが、
後年、その作品が陽の目をみることで、
日本でも作品展が開催。
その二回目の回顧展が京都の美術館「えき」で今開催されているとあった。
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そこで、
わたしは、いちど見ただけでは収まらず、
後日、録画したものを見直していた。
何度見てもよいものは良いのである。
そして、
三度目には、
カメラを、画面の作品に向け、シャッターを押していた。
終わりに、とても印象に残った、彼の言葉を添えておきたい。
「人生で大切なことは
何を手に入れるのではなく
何をすてるかということだ」