自動車修理の大手であるビッグモーターが
数々の問題を指摘されました

⚫修理 保険金不正請求
不要な修理においての保険金の不正請求を幾度となく繰り返していた問題が発覚しました

修理で持ち込まれた車に対して、故意に車を傷つけて、保険会社に自動車保険の保険金を不正に請求していたという事です

これは道路運送車両法違反を疑われる行為です
依頼を受けていない整備や、行っていない整備に対する料金の請求を禁じているんですが、今回 ビッグモーターの一部の店舗が行ってきた事は まさにそれに抵触してしまう事例では ないでしょうか

損害保険会社の「損保ジャパン」から ビッグモーターに出向していた社員さんが、不正請求の情報を得ていたという話もあります
なのになぜ元の保険会社に情報がいかなかったんでしょうか
もしかしたら 情報は 入っていたのかもしれませんが、
損保ジャパン と ビッグモーターの関係性を保つために、もみ消されたんでしょうか?

不正請求の情報が入って、一旦損保ジャパンは ビッグモーターとの取引を停止していました
他の損害保険会社も ビッグモーターとの取引を停止していた中で、損保ジャパンは取引を再開していたんですよね 詳しい調査をしていれば、取引を再開するという判断にはならなかったと思うんですよね

損保ジャパンとしては ビッグモーターから顧客…修理を優遇してもらって 多くの社員が出向しているというのもあって、ビッグモーターに強く言えるような関係に なっていなかったように感じます

保険会社と自動車修理会社の相互関係が悪い方向に働いたのではないでしょうか

問題が指摘されていたビッグモーターの店舗には国土交通省が一斉に立ち入り検査を行っていました
問題の本質を見抜く上ではやむを得ないと思います
なぜその店舗は 不正に手を染めてしまったのか


⚫ビッグモーターの一部の店の前の街路樹がなくなっていた

街路樹の植え込みがなくなっていたり、枯れたり伐採されていた店舗がいくつかでありました
除草剤を使った店舗もあったのかと報道されていて
地域の環境や景観をその店舗判断で勝手に変えてしまうのは良くないですよね
もちろん やりたくて枯れさせたり抜き取ったりしてる訳ではないとは思います
実際に店舗の前の街路樹を処分したのは、その店舗の従業員かもしれません
ただそういう行為をするに至った流れは、後述しますが本店からの現場に判断させてしまった圧力があったんだろうなと思います

今回 多くの問題の根源として言われているのが、
当時の副社長 兼重宏一氏からの過度なノルマがあったからだと言われてます
昭和の時代なら たぶんOKだったであろう
ブラック感のある営業利益の強要が、
令和の今になっても続いていたのかなとは思ったりします
もちろんダメですけどね

他にも 前副社長など幹部の判断での工場長らに対する異様な降格処分があったと聞いています

前副社長が直接 不正をしろと指示した訳ではないでしょうし、直接除草剤を撒けと指示した訳ではないと思います
無理難題なノルマを何とか達成しようと、現場の側で不正請求を繰り返したり、除草剤を撒いて印象を良くしようと必死になってしまったんだと思います
むろん、現場で不正な事を 犯罪を犯した責任は重いです
でもそういう不正を繰り返させるような社内環境を作ってしまった上層部の責任も追及されるべきだと思います
社内風土が改善されない限りは、同じような問題がまた繰り返されてしまうと思いますね

前副社長以外にもあくまで週刊誌などの報道伝いですが、
副社長におんぶにだっこのような、良い所を見せようとしている幹部もいたようです
前社長と前副社長の親子が退任(雲隠れ?)したとしても、そのような幹部が上層部にい続ける限り、ビッグモーターが生まれ変わるのは難しいのではと思います

色々な問題が明るみに出てから、
ビッグモーターのCMを全く聞かなくなりました
職場の行き帰りにラジオを付けてるんですが、
ひっきりなしにビッグモーターのCMが流れてきましたからね
全然聴かなくなって、とても違和感を感じる日々です

これからCMが再開されていくとして、
同じ目線で素直に見れるんでしょうかね?

保険会社と修理会社の関係性
現場への異常な圧力 パワハラ ノルマ
現代の企業風土とは真逆であろう実態が明るみに出ました
今後 新しい経営体制になって
どうビッグモーターが生まれ変わっていくのか見守っていきたいなと思いますね