ドラマの感想を書くシリーズ
今回は 日曜劇場「下剋上球児」についてです

このドラマの元になった出来事は
三重県の白山高校が甲子園初出場した事です
当時の 白山高校の勝ち上がりは全国的にも大きな注目を集めましたからね

三重県民で高校野球が大好きな身としては、三重県の高校野球にスポットが当てられる機会になるという事で、とても嬉しかったです⚾

もちろん白山高校がモデルではありますが、ドラマの設定などは原作小説を絡めながらのオリジナルです

地域の人も手を焼くような生徒が集まりがちだった
越山高校
もちろん野球部も部員が集まらず幽霊部員もいた中で、廃部寸前のような状態でした
その辺の弱小校の1つが、甲子園に駆け上がっていく
まさにシンデレラストーリーでした

南雲脩司(鈴木亮平)
このドラマの主人公
越山高校で教員として生徒と向き合い続けてきました
最初は期限付きで野球部の監督になって、控えめながら野球部と向き合っていましたね
なんで控えめでいるのかなと思っていたんですが、
教員免許の偽造をしていたのはまずかったですね…
その罪を認めて学校を辞めて、
身を退いて それでも山住先生や野球部のみんなに戻ってきて欲しいと頼られるのは、野球だけではない
1人1人と人間として向き合ってきたのが大きかったですね
野球部メンバーが始めた嘆願書のおかげで寛大な処分に留まって、監督に復帰してからは
これまで以上に野球に費やす時間も増えて、
野球部のメンバーと多くの時間を共にして、下剋上に向けて突き進んでいく
カッコよかったですね⚾

山住香南子(黒木華)
横浜の高校から転任してきた女性教師
野球への熱は誰よりもあって、
懸命に部員や南雲や学校と向き合っている姿が印象的でした
準決勝の前に練習での打球が当たって
骨折してしまうアクシデントがありました
どうしても心配をかけたくない山住と、
それとは裏腹にチームに動揺が広がっていくのが
もどかしかったです…
南雲だけでは越山は甲子園には行けてなかったでしょう
山住が間で熱を持ちながらチームを近くで見てきて
いたからこそです
準決勝でベンチに山住がいないというのが、
普段とは異なる状況で、空気感が変わっていたんだろうなと感じました

賀門英助(松平健)
南雲の高校時代の野球部の監督
今は県内強豪校の監督
南雲が結果として同じ教師? になっていた事を喜んではいましたが、教員免許の偽造の話が上がったとなると、
ショックは大きかったんでしょうね
それでも最後は越山高校との夏の予選の準決勝で
試合をする事になって、監督として南雲と対峙して
堂々と試合を指揮しました
賀門と南雲の試合後の会話を見れて安心できました

犬塚樹生(小日向文世)
地元の大地主 孫で越山高校 野球部の翔(中沢元紀)の
野球を応援するためになんでも惜しまない
翔を応援する気持ちや熱意はものすごいモノがあって良いなぁとも思ったんですが、あまりにも思いが先走って
周りに迷惑をかける事もしばしばでした
最終盤で病気との闘いもありました
手術が失敗するかもでの目が見えなくなる恐怖と
これ以上悪化するのを何とかしたい家族の想い
それぞれに間違ってはいないと思うので複雑でした

横山(生瀬勝久)
定年の先生で とりあえず野球部の監督をしていた
頼りない一面の方が多かったですけど、
南雲が野球部の監督に復帰するのに難色を示していた
犬塚や校長へ 想いをガツンとぶつけた所は
カッコイイなと思いました

越山高校の野球部員を演じる俳優さん達は
オーディションによって決められたみたいです
中には高校時代 実際に甲子園でプレーした方もいたようで、経験のある人が演じたら様に なるんだろうなと思いながら見てました
よく見たら 菅田将暉の弟さんも野球部員の役で出演していました
髪色が派手目でも似てると感じるのが、兄弟なんだなって思わせてくれます

それぞれに個性的な野球部員がそろって、
1人1人に物語があって、応援させてくれるんです
1人では上手くいかずに悩んでいた中で、
仲間や南雲の助けもあって、さらに成長していく姿
初回から最終回にかけての野球部員や高校生達の
輝いていく姿は、とても感動しました

初回の練習試合の大人の相手役の中に、元阪神やロッテの鳥谷敬さんがいてびっくりしました
他の方と比べても、1人だけオーラというか風格が違いすぎましたね

準決勝の解説役にはマー君…田中将大投手(楽天)が
出演していました
事前の予告もなかったので、これも驚きでしたね

その他の回にも 川崎宗則(元ソフトバンクなど)や前田幸長(元ロッテなど)も出ていて、そういう小ネタを見つけるのも見所だったかなと思います
最終回には相手校の監督として、元木大介(元巨人)も出演していました
多彩な元選手の顔ぶれは、こちらをワクワクさせて
くれましたね

試合などの大事な場面において、
主題歌のSuperfly「Ashes」が流れて
よりドラマの場面の臨場感を際立たせてくれました

ある程度の展開は分かっている中でも、
試合やそれまでにおける場面での1つ1つの想いが、
突き動かすんですよね

今回 下剋上球児 のドラマの公式ショップの限定展が
梅田のMBSであったので、ちょっと顔を出してきました
部員の皆さんのパネル展示もあったので、
ちょっとだけ撮ってきました📸







ドラマに触れてる感覚をより味わえたような気がします🤝
ドラマの展示のような場に行くのが初めてで、
ちょっと緊張しました(笑)