2023,4/10~日本銀行の新たな総裁として
植田和男 氏が就任して、
その前に着任した2人の副総裁とともに、
新たな日銀の体制がスタートしました
植田氏の特徴としては、歴代の日銀総裁としては初めての、経済学者出身の総裁となります
日銀出身の方が ずっと なってきた
まぁそれが当たり前といいますか、内部に精通している方が 総裁になっていくんでしょうからね
経済学者の人が総裁に なる事で
どういう金融政策を打ち出していくのかは興味深いです
以前に日銀の金融政策決定会合の委員も していた様なので、日銀の中を知っているというのも大きいですね
これまでの金融政策を基に
どういう風に舵取りをしていくのかが、気になります
異次元の金融緩和 として 黒田前総裁が、安倍元首相と行動をともにして、金融緩和をずっと続けてきました
実体経済を伴った 2%の物価上昇率を達成させたかった、黒田前総裁の金融政策が果たして成功だったと評価できるのかが、今後の植田総裁体制の金融政策の展開の仕方で分かってきますね
金融緩和を維持するのであれば、少しは今までの政策が間違いではなかったと思ってるのかなと感じますよね
今の所 金融緩和を続けようとする姿勢らしいので、ある程度は 金融緩和を評価しているんでしょうね
でもこのまま金融緩和を続けていても、他の国・地域が金利引き上げを行っていく中での 金利差が広がっていくだけです
投資家の円安志向(円を売る傾向)が強くなって、日本の輸入に頼っている企業の経営が圧迫されていきますからね
だからといって簡単に金利を引き上げろとも言えないんでしょうけども…
今年の春闘で どこまで実質賃金が引き上がって
物価上昇率を追い越すくらいの賃金引き上げになっているかも見ていかないと、金利は上げづらいでしょうから
他にも多くの経済指標を見極めて、今 金融引き締めを行っても大丈夫なのか を判断していかないとダメですからね
個人的には、一気に利上げは厳しいとして、
0.00何%ずつ 2ヶ月毎に 利上げしていくのはどうかなとは思います
まともに金融政策について勉強してない身なので、全然訂正してもらっても大丈夫です
出口戦略を見出していかないと、世界から取り残されてしまいますからね
植田総裁の舵取りだけではないとして、
岸田首相 や政府とも連携を図っていって
日本の金融政策を どう導いていくのか
しっかり見極めていきたいと思います