人を幸せな気持ちにする美容のお仕事。せっかくなら、長く愛されるサロン作りを目指したいですよね。
技術や接客を磨くのはもちろんですが、選ばれ信頼されるためには“美容に関するルールの遵守”が必須です。
プロとして「知らなかった…」とならないために。今回は、美容サロンの法律について一部ご紹介したいと思います。
美容のプロは絶対に知っておきたい
美容業といったら、サロン勤務だったり、ご自身で店舗を持ったりされている方も多いのではないでしょうか。身につけた技術や知識を即サロンワークに活かすことができるのは、やりがいがありますよね。同時に、お客様の大切な体に向き合う日々の中で悩むことも少なくないことと思います。
たとえばサロンに導入する機械ひとつとっても、お客様に安心安全かつ魅力的な施術をご提供できるものなのかどうか、技術者や経営者が判断を下さなければなりません。
最近ではエステハイフの事故についてニュースで目にしたことがある方も多いはず。広告などではいいことばかりが目につきますが、「その機械を導入すべきかどうか」自身でしっかりと判断できるようにしておきたいですよね。
美容業がケアできるのは、体のどの部分で、どんな内容を提供可能なのか?
これは判断の基準となる絶対条件のひとつ。ざっくりではなく明確に、自身ができるサービスの範疇を知っておくことが重要です。
そのためには皮膚構造とあわせて、医薬品医療機器等法(薬機法・薬事法)などの知識を身につけておきたいところ。
“美容業にできること”の輪郭をはっきりとさせることで、お客様に誠実なご対応をしたり、サービス内容をより洗練させたりといったことに力を注ぐことができます。
身につけた知識は、迷いで視界にモヤがかかりそうになったときの道標となるはずですよ。
SNSでサロンを宣伝、注意点は?
拡散力の高いSNSは、サロンの宣伝をするのに絶好のツール。その手軽さゆえ、色々な戦略を試すことで少しでもサロンの知名度を上げたいですよね。
そんなSNSにも、知っておくべきルールがあります。
2023年10月から本格始動したステマ規制。「これって関係するのは有名人や大手企業だけでしょ?」と思っていたならば、危険信号です。
・親しい友人に自身のサロンを紹介してもらった
・紹介割引もあるからSNSで拡散してねとお客様にお声がけしている
・プライベートアカウントでもサロンの紹介しちゃおう
思い当たる節があったら、一度は広告のルールを勉強しておくのが吉。個人サロンであっても、サロンの宣伝をする以上は広告主です。そしてステマ規制は、事業規模やフォロワー数に関係なく、すべての広告主が対象です。
サロンの宣伝はとても大切ですので、ルールを把握したうえでどんどん活用していきたいですね。
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美容業にたずさわるすべての方におすすめの『美容サロンに法律講座』が、1月18日(木)にオンライン開催されます。サロンのコンプライアンス強化にもおすすめ!過去の事例などを振り返りながら、美容に関連する法律を学ぶ講座です。
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