爪の裏に角質がたまって気になったこと、ないですか?

ネイリストをしている方にはおなじみの現象かもしれないですね。

 

先日ANSEMの公式インスタグラムで発信されたインスタライブでは、川上愛子先生が“爪裏の気になるアレコレ”をご解説。『角質化したハイポニのケア方法』と題したアーカイブ動画をご覧いただくことができます!

 

(ハイポニって……?という方にもわかりやすく説明されているので大丈夫)

 

今回は、そんなインスタライブの内容を文字でご紹介したいと思います。

 

 

 ハイポニキウムをあなどるなかれ

 

まずは、「ハイポニって何?」の疑問を解決するところから。『ハイポニキウム』略して“ハイポニ”とは、爪裏にくっついている薄っすら透けた皮膚のこと。“爪下皮(そうかひ)”とも呼ばれています。

 

このハイポニキウム、実はすごーく重要な役割を果たしています。

 

① 爪と指をつなげる

爪自体は硬いプレートで、指の皮膚にのっているだけ。その爪を指からパカパカ離れないよう支えているのが、

・ハイポニキウム

・甘皮部分(エポニキウム/爪上皮)

・爪左右にある皮膚の部分(サイドウォール/側爪郭)

の4点なんです。

 

② 細菌などの侵入を防ぐ

爪下の皮膚は、手の甲や顔の皮膚とはちょっと様子が違います。わたしたちが“皮膚”といって思い浮かべるものには、一番外側に角質層がありますよね。その下には顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)が続くのですが、爪がのっている部分の皮膚には、有棘層までしかありません。

 

そんな爪の中に細菌が入り込んでしまうと大変!そこでハイポニキウムが爪の中の皮膚を守る役割を果たしているんです。

 

 

 ハイポニキウムのお手入れ

 

爪裏って、汚れがたまりやすい箇所でもありますよね。サロンでネイルケアをしてもらうと、爪裏をガーゼできれいにしてくれます。

 

ハイポニキウムは皮膚ですから、役目を終えた角質が自然と排泄されていきます(ルースハイポニキウムと呼びます)。これは正常な状態で、ネイリストがお掃除してくれるのは不要な角質部分です。

 

繰り返しになりますが、ハイポニキウムは重要な役割を果たす部位。ハイポニキウムに負担をかけないように、ネイリストは細心の注意をはらってケアをしています。

 

日常生活では、爪で硬いものを支える(爪で缶の蓋をあけるとか)などの酷使は避けましょう。

 

・消毒液が爪裏にたまったままにしない

・保湿は適度に ⇒ やりすぎもNG

・ハイポニを傷つけないように(イタイ!)

などにも意識を向けてみて。

 

 

 気をつけたい爪裏の状態

 

インスタライブ(アーカイブ動画)では、爪裏とハイポニキウムについて、さまざまな質問が寄せられていました。

 

川上愛子先生によると、「爪裏の状態で気をつけたい場合」があるのだそう。ライブでは2つの例をご紹介してくださりましたよ。

 

① ハイポニの角質が取っても取っても出てくる

皮膚が皮膚になりきれない、爪が爪になりきれないといった「角質異常」の可能性が。細菌感染なども考えられるので、皮膚科受診を。

 

② 爪裏の角質がカチカチ

ハイポニに限らず、指の皮膚が乾燥してたまっていくことも。保湿クリームの選び方に工夫をするなどの対策があります。

 

いずれも、「あれ?いつもと様子が違うかも」と思ったら、爪の専門家に相談するのがおすすめ。

 

爪は健康のバロメーターともいわれるとおり、体調・更年期・ストレスなど、さまざまなサインが爪に現れることもあります。長年ネイリストをされている川上愛子先生からも、参考になる体験談がご紹介されていましたよ。

 

 

 

ネイリストの方はもちろん、美容業の方、皮膚や爪の知識をつけたい方など、多くの方のためになるお話が展開された有料講座級のインスタライブ。たくさんご質問があがり、気さくにお答えくださる先生の様子もご覧いただけます。

 

「ANSEMってどんな感じ?」と気になっていた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

 

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