沖縄大会の魅力を写真で伝える③:今帰仁横断泳 | shino-1のブログ

沖縄大会の魅力を写真で伝える③:今帰仁横断泳

今帰仁大会の2日目は古宇利島からウッパマビーチ真での横断泳だ。選手はバスと船で分散して早朝古宇利島に渡り大橋のたもとからスタートして航路となっている今帰仁海峡を横断してそのままウッパマのリーフ内に入ってウッパマビーチまでのレースである。やはり横断泳に魅力を感じるスイマーが多いのでこのレースは人気のあるものだった。

古宇利島のビーチは砂が細かく水の透明度が高く気持ちのいい海だ。ここでスタートの準備が整うまで待つ選手たち

スタート前の説明を受ける選手

スタート前の女子選手たち。背中に風船を抱えているスイマーはライフガードたちにとっても海上監視をおこなう際に識別しやすく、スイマーは安心して泳ぎに集中できる利点がある。

適切な海上監視活動を行うためのPWC器材の調整をおこなうライフガードたち

男女いっせいでのスタートだ。広い海をいっせいにスタートしてゆく様はなんとも言えぬ光景で興奮するものだ。

正面の第一ブイまでまっすぐ泳ぎ、ブイを右にターンしてそのまま海峡を横断してゆく。海峡の幅は400mほどだが大型フェリーなどが航路として利用するので一気に全員が渡り終えねばならず運営側は一番気の使う場所でもある。

やはり監視の重点は最後尾だ。うしろから押し上げながらの横断泳となる。初めての挑戦者はこのあたりはまだまだ周りの風景にも変化がないので多少不安を感じたりしてストレスのたまる泳ぎを続けてゆく場所である【スタートから1~2km地点】

多少泳力に不安のあるスイマーや風船を掲げて泳いでいる選手たちを重点にして監視活動は続く

ウッパマのリーフ名に入り、やがて左手前方にホテルの建物が見えてきて選手たちは一段とギアをチェンジしてがんばる地点だ

スイマーの目線が低いために選手同士は回りにどれくらいの選手が泳いでいるかがわからないが実際には少ししか離れていない左右に多くのスイマーガゴールを目指して頑張っている

後方を泳ぐ選手たちはひとかきひとかきを大事にして・自分のストロークに集中してひたすら泳ぎ続けるのだ

最後尾のスイマーにはマン・ツー・マン体制での監視が行われるのでスイマーは安心できるのである。

途中ひょうしきがほとんどなく広い海水域なのでどうしても選手たちは広がりながら自分のルートをたどるために広がってゆく

ゴールにむかって力泳するスイマーたちの姿はかっこいい。

このような横断泳で重要なことは定期的に立ち泳ぎをしてでもしっかりと目標を確認し、曲がっていると感じれば修正をしながら最短距離を目指して泳ぐこと。

そしてもうひとつ重要なことは決して単独にはならすに泳力がほぼ同じようなスイマーを探し出し一緒に泳ぐか、ついてゆくかすること。そうすれば緊張感も生まれ強い気持ちで泳ぎ続けることができいい結果をもたらすことになる(こんなときにオープンウオーター水泳教室で学んだドラフテイングテクニックをつかうとエネルギーもいたずらに消費することが避けられ効果がある)

もうゴールが近い・がんばれ~!!

残りあと200mの地点。カヤックに囲まれてゴールを目指すスイマー・まもなく感動のゴールだ。

ラストのスイマーを応援してライフガードたちがブリッジをつくって励ますシーンで思わずビーチからも大歓声がわく

ビーチでは完泳を目指してゴールしてくるスイマーを多くの観客が拍手で迎える・実に感度的な場面だ。選手冥利に尽きる瞬間

完泳者たちの集合写真

ビーチサイドで表彰式が行われる

入賞者の表彰場面

みないい笑顔だ

表彰をもって今帰仁大会は終わりを告げる
これらの写真からも沖縄大会の魅力がみなさんに伝わったと思う。5月9日10日のうるま・浜比嘉島スイムレースに参加してその魅力を実感しようではありませんか。