トレーニングにおける心理
第二段階 やる気を起こす
1.大躍進を目指して練習に打ち込め。
トレーニングを行うにあたってははっきりと明示した目標を立てることが重要であり、飛躍的に自分のタイムを向上させるのはトレーニングをおこなうことでしかありえない。少なくともトレーニングの結果からしか大躍進はのぞめない。
2.一つ一つのチャンスをうまく活かす
せっかく練習会にいってもただ漫然とすごしてしまうようなことのない、しっかりと自分の目標に向かってがんばる。なぜそこに参加しているのかを考えてみて?
それは単純なこと。トレーニングの時間だからあなたはそこにいる。それなら力いっぱい・全力でトレーニングに打ち込みなさい。
3.エリートスイマーの練習を見る
自分のあこがれや目標としている選手がどんな練習をしているかを覗いてみるのもいい。どうして上半身が浮き上がるように水に乗っているのだろう。身体が水を切って移動しているみたいだ。ストロークが大きくてすごく前に進む。姿勢がしっかりしている(ストリームライン)、等々すべてが参考になる。
4.なぜあなたはこの練習をやるのかを理解しよう
確かにトレーニング全体からみて個々のトレーニングがすべて自分にあったものなのか疑問を抱く。オープンウオータースイミングのトレーニングアドバイスに「イージー・ハード」や「だんだん速く<クレシェンド>」などスピードの変化が重要視されているがどうして必要なの?
「両側呼吸」なんて経験ないから苦しいし、泳ぎがぐずれるのでは?
どうしてこの練習をおこなうのかを理解すること。自分で理解できないものをいくらやっても効果はなしと考えるべし。
5.正しいトレーニングをしよう
いまやっているトレーニングが筋力アップにつながるのか・耐久力を養成するのか・柔軟性を身につけるのか・ストロークテクニックの習得なのか・スピード練習なのかを理解して的確なトレーニングをしよう。