OWSスイマーの心理(1)
スイマーの心理についてCraig Townsend (Diploma of Clinical Hypnosis)博士が提唱する“MIND TRAINING FOR SWIMMERS”( http://www.swimpsychology.com/)の中から参考になる部分を紹介する。
練習では90%が体力に焦点をあわせ残りの10%を精神面においているが、レースにおいてはその逆、すなわち90%がメンタル部分に焦点を合わせるのだ。
なぜならエリートレベルではほとんど体力の差はない。
オープンウオータースイミングではよりメンタル面がレースを左右するといっても過言ではありません。なぜなら刻々と変化する自然条件のもとでレースが行われるから
プールではある程度想定できることが、オープンウオーターデは想定できない・予期せぬことが多々発生することによって精神的な負担が多くなるのである。
初心者は最初から不安感(足が立たないので大丈夫か?・水深のある場所で足がつったらどうしよう・突然波をかぶって水を飲んだらどうしよう?)がつきまといレースどころではなくなってしまうことが実際にある。中級上級であっても孤独感や予期せぬ事態に自分をどのように適合させレースを継続してゆくか悩まされることがある。オープンウオータースイミングとはそういうものだと割り切る必要があり、それを前提に強い精神力を持つ必要があるのです。
Be
positive “前向きであれ” 否定的な考えをしない
Be flexible “柔軟であれ” 固定的な考え方に固執しない