こんばんは！
国際薬膳学院 安藤智子です。
皆さんからよくいただく
「油について」のご質問。
油って太る？
体に良くないの？
オメガ３は体に良いの？
オイルと油は違うの？
情報が色々あって迷ってしまいますね。
油とオイルは言い方の違い！
油はそれぞれの原材料と主成分（脂肪酸）の組成に特徴があります。
例えば不飽和脂肪酸であるオメガ3の油は
アレルギーを抑える効果が期待される油！
体内で作ることが出来ないので食事で摂るべき油です。加熱に弱いことも特徴です。
青背の魚（鯵、鯖、鰯、秋刀魚など）に含まれますが、オイルではエゴマオイル、アマニオイルをよく耳にしますね。
そんなそれぞれオイルの特徴も踏まえながら
油の意味を考えます。
寒い時期のお刺身を例えると
お刺身は美味しいけれど
体やおなかを冷やしてしまいます。
冷やし過ぎないように〈添え物〉のひと工夫や
お刺身ではなく「フライにする」なんて方法も。
食べる時期、食べる人の体質、体調によって
油は敵にも味方にもなります。
体調によっては昨日は良かったけれど
今日は控えて・・・なんてことも。
大切なのは体調との見極めですね。
そういう意味では自然の食材は
適材適所ならぬ 適材適証
じゃないかなぁ。
その食材が良い、悪いというよりは
その食材が最もパフォーマンスを出すことの出来る証（体質）で活かしたい！
今夜は魚のフライ
米粉のパンの粉を使いました。
卵不使用の基本のフライ衣のつけ方は
卵→水溶き米粉または水溶き葛粉、片栗粉に置き換えます。
➀ 具材に米粉を全体にまぶす
➁ 米粉と水を1：1の割合で溶いたもの（ねっとりした感じ）を➀に塗る
➂ 170℃～180℃に熱した油で揚げる
米粉のパン粉は揚げ色がつきにくいので、ゆっくり揚げて下さいね。➁は付け過ぎに注意してください。衣がつく程度でOKです。
そして元気を出したいときは
②の米粉と水→長芋すりおろしに変えてみて♡
食材を味方に❣️
良かったらお試しくださいね。
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