先週末は
朗読劇合宿「SELF-MATRIX」でした。
こちら
盟友・遠藤エルとの共同企画。
一緒に合宿やるのはこれが初めて。
募集したら
ぜき組だけで埋まってしまったので
今回は一般募集はなし。
実に濃い時間でした。
ていうかね
ぶっちゃけ
予想以上の深さ!!
みんなの入り込み方と
引き出し方が激ヤバ!!
この朗読劇は
「人前で披露する」ことは目的としていません。
私も遠藤エルも
表現をすることで人生を拓いてきた人。
表現の持つ底力を
もっともっと体感して欲しかったのだけど
人って
集中したら
こんなにもすぐ、拓くんだなと
めっちゃくちゃ感動しました。
私は演劇経験がありますが
芝居って
他人の人生を生きること。
他人になりきって
他人の言葉を借りて
自分では到底言わないようなセリフを
敢えて口にするわけです。
朗読劇は、そこに焦点を当て
それを敢えて使うことで
自分の内側にある
眠った感情を
呼び起こして
ひっぱり出す。
なので最初
違和感や戸惑いや
気持ち悪さや言いにくさ
そんな自分の反応が出てくる。
そこに
自分が置き去りにして来た感情がある。
本当の気持ちがあるわけで
だから、人によっては
それを見るのが悶絶だし
とことん、しんどかったりもする。
でも、出しちゃえばこっちの勝ち。
出したらもう、認めるしかないからね。
他人になりきるという
他人の仮面を借りることで
「出す」ことへの抵抗が少なくなるわけです。
参加者のみんな、その変化がとっても面白かった。
こっちから何もアドバイスしない状態から
始めてもらって
ちょっとずつヒントを出して
気づきのエネルギーを足していく感じで
様子を観察していました。
最初は「うまくやろう」としちゃうもんで
セリフを追いかけるのが精一杯になって
とにかく自分にしか意識が向かないので
対話として、エネルギーが成立しないのです。
ところが、何度も繰り返しやっていくと
自分の内側に入り込めば入り込むほど
外側に対してエネルギーが拓いていくのを
体感できていく。
役を理解することとは
役に自分を合わせていくことではなく
自分の中から、その役が生まれてくる。
演出家も存在しないし
誰も「こうしろ」とは言わないので
三者三様の役が生まれるし
また、それが見事に成立していく。
ぶつかり合うことは決してなく
やればやるほど調和を極めていく感じでした。
1日目のみんなが
かなりすごかったので
予定していたプログラム内容を変更して
2日目も、ひたすら朗読劇に没頭。
最後に、みんなでお披露目会をやったところ
その時の共振がすごくて
やってる側も号泣
見てる側も号泣。
なんかもう
激ヤバな瞬間見せてもらった。
人が目覚める音ってすごい。
終わった後
全てを放出させて
みんなぐったり(笑)。
でも、いい顔してた。嬉しい。
まだまだ、自分見くびってる。
私なんて大したことないって思ってる。
そういう、ちょっと拗ねた鎧を引っぺがして
自分って本当はすごいんだと
本気で体感してほしい。
「わたしなんて…」って
小さく閉じこもっちゃってる
その殻を外したら
すごい怒りや激しい衝動が沸き起こって
「私をこんな扱い方すんなーーーー」って
怒鳴ってほしい。
誰もがみんな、もっとすごい。
誰もがみんな、もっといけるし、やれる。
自分を過小評価しないでほしい。
必要以上に怖がったりすることなく
もっと自分、前面に出してほしい。
「これがわたし!!!!!」って
大声で堂々と胸張って魅せてあげてほしい。
みんな超、輝いてたし
みんなの涙が超、すごかった。
いつも「やりたーーーい」の衝動で動いて生まれた企画が
それ以上の世界のすごさを見せてくれる。
みんなも、私のかけら。
私も、みんなのかけら。
もっと長く一緒に居たかったと心底思う2日間でした。
兵庫、名古屋、そして山口!!
関東以外から集結したぜき組組員、ヤバすぎだわ(爆)
参加してくれたみんな
ありがとう♫
久しぶりのツーショット(笑)。
単発だとよりイケメンだな、遠藤エルよ…
今回これやって
私の中でまた、新たにやりたいことできたよ。
そして
とにかく
芝居がやりたいから、やる❤️
30年以上ずーーーーっとやりたいまんま置いてある脚本。
成仏させるぞーーーー!!!!!!(爆)