傲慢さの中には

強欲さっていうものもあって

 

 

 

 

本当は

もっとこうしたい

もっとこうなりたい

もっと欲しい

もっと手に入れたい

もっと体験したい

 

 

もっともっともっともっと!!!!!!

 

 

 

あるはずなんだよね。

 

 

 

人のことなんてどうでもいい

人を蹴散らしてでも

私だけで独り占めしたい

 

 

そういう望みが。

 

 

 

誰でも持っているはずの

そういう

真っ黒クロスケで

我欲まみれで

強欲な望みを

口に出すことができない。

 

 

口に出すどころか

ノートにすら書けない。

 

誰にも見せるわけでもないのに。

 

 

 

その「欲」を出すことを

罪悪だと

人生最大の罪だと思っているかのように。

 

 

 

 

自分の望みをありのままに出すことに

強い抵抗があるのは

 

 

まず真っ先に

人目を気にするから。

 

 

 

怒られる

嫌な奴と思われる

 

苦言投げつけられたり

バカにされたり

嘲笑われたり

 

説教されたり

見放されたり

見捨てられたり

 

がっかりされたり

傷つけたり

 

 

しちゃうと思い込んでるし

されちゃうと、思い込んでる。

 

 

 

 

そして次に

 

 

途方も無い望みって

明らかにすると

 

異様な怖さを感じる。

 

 

叶っちゃったらどうしよう、という怖さ

これ本当にこうなったらどうしよう、という不安

 

 

 

それは

未知の可能性への恐怖。

 

なんだけれど

最初はわからないから

 

 

それが手に入ってしまったら

いま手元にある幸せが

なくなると

そう、思い込んでいる。

 

 

その「いまある幸せ」ってのも

甚だ疑問なんだけれど

 

 

「そこそこの幸せ」があるときが

それを失うことへの恐怖が一番、大きくなる。

 

 

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自分の欲を、細胞レベルで味わう許可。

 

これが絶対に必要。

 

 

 

今、足りない

今、手元にない

 

 

そこからスタートする

「欲しい!!」って

肚の底からの欲求は

 

 

自分の世界を創るための

痛くてしんどい

強力な幕開け。

 

 

うんざりするほど

欲まみれな自分を

初めてちゃんと

まっすぐに見た時

 

 

そこから

本気の「世界創造」が始まるんだよ。

 

 

 

人のことなんてどうでもいい

人を蹴散らしてでも

私だけで独り占めしたい

 

そういう腹黒くて

えげつない望みを

 

自分に望ませることを

許したとき

 

 

初めて、その先が見えるんだよね

 

 

なのに

欲を押さえ込んで

いい人のふりをしているから

 

 

欲がどんどんヘドロのように溜まっていって

腐りきって

全身を襲う猛毒になるんだってこと

 

 

放置すればするほど

毒は全身に回る

 

 

許したら、わかるのに

 

あの時の「独り占めしたい」って欲は

自分から滲み出た猛毒だったんだな、って

 

 

そしてそれは

自分で昇華できるってことも

 

 

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私がお金を最大にこじらせて

死ぬほどお金に執着して

「お金さえあれば!!」って欲を

とことん出しまくった時期

 

 

お給料は会社からもらうもの

という認識しかない人生が

 

いきなり

カフェを経営するという

現実に転じて

 

 

やりたくて

憧れて

好きで始めたことなのに

 

 

何もかも初めてで

どれが正解かわからない

味わうことなんて何ひとつできないまま

 

お金だけがどんどんなくなっていって

 

 

毎月50万とか

100万とか

借金が雪だるま式に増えていった

 

 

 

 

あの時私は

未だかつてないくらい

お金を切望して

お金を求めて

お金に執着して

お金をそれこそ

呪うくらい欲しがった

 

 

ちゃんと欲を見た

とことん欲を見た

 

 

お金さえあればこうなれる、って

お金と引き換えにした全ての夢を明らかにした

 

 

お金がないからできないって

悔しさも惨めさも情けなさも

全部全部全部、噛み締めた

 

 

お金に全く不自由しない

裕福な、文字通りお嬢様で育った私が

こんなにお金に執着するんだ!!って

 

 

ある意味絶望であり

ある意味そこから生まれた希望でもあった

 

 

あの気持ちからしか

「産み出す」「創り出す」という決意は

生まれなかったと思う

 

 

 

泥の中でしか育たない

蓮の花のように

 

美しい華を咲かせるために

泥の中に一旦身を潜める必要がある

 

 

 

 

純粋な

一切の曇りのない

自分の欲望への許し

 

 

「それ」を出して

「それ」を味わうことへの許し

 

 

 

 

必要なのは

欲をまっすぐ見る勇気

 

それを自分のものとして

自分の一部として

それが存在することを

自分に許可する勇気だよ

 

 

私は欲望に従う、と

とことん私の欲を見つめて

それを出す、と

そう、決めた

 

 

 

全出しで

全取りで行こう

 

 

本当に全部欲しいものは欲しい

したいことはしたい

見たいものは見たい

 

 

 

それのどこが

悪なんだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

昨日インスタで

「器用貧乏で飽き性の世界創造」について

書きました。

 

 

 

https://www.instagram.com/p/CKIDPWEHrfE/?igshid=f406r5512isz

 

 

世界創造は

自分の欲全てを

全部を網羅する必要がある

 

 

長く続くことも

短いことも

関係なくて

 

 

一瞬で終わることも

永遠に続くことも

全てが繋がる

 

それがひとつの輪になること

その輪を作り続けること

 

それが、世界観と呼ばれるもの

 

強烈な磁石となって

更なる欲を呼び起こす

 

欲は、尽きることなんてないし

「ここまで」なんて止まることはない

 

それでいいんだよ

 

 

「今の私で十分満足」なんて

嘯いてる場合じゃない

 

 

 

私は満足しない

だからこそ、やり続けるんだよ

 


体感して

想像して

味わって

失敗して

挫折して

泣き叫んで

 

それでも、私はあり続ける。

 

 

自由は

欲と、直結しているから