今日はちょっと難しい話を、します。
最初は「うーむ」となるかもしれませんが
後の方で、とても大事なことを書いています。
わからないことは、わからないままでよし（笑）。
そのまま、最後まで読んでみてくださいまし。
「思考は現実化する」という表現は
思っていること、考えていることがそのまま現実化する
という意味で取られることが多いと思います。
私はこの辺、さんざん研究し、実践し尽くして
ひとつの答えを出しています。
「思考は、現実化しない」という答え。
厳密に、ものすごく丁寧に言うならばそれは
「現実に起きたことを、思考が判断している」
ということであり
「現実に起きたことを、後から思考が解釈している」のです。
だから、思考を変えても
なかなか現実は変わらない、ということになります。
そもそも論なんですが
「現実」というものはなんだろう、と考える。
現実とは、事実と解釈が加わったものであり
実際のところ、現実というものは
私たちの頭の中にしか存在しない。
となると
現実というものは
実はもともと、存在しないということになるのです。
現実化、などしていない。
「ただ、それがある」という状態。
私たちが、何かを問題とするときは
必ずそこに「理想」というものが介在しています。
理想があり、現実（ここは、事実とは違う）とのギャップを感じ
それを問題だと認識する。
だったら理想をなくせばいい、ということではありません。
理想にも、何かしらの解釈が入っているからです。
そろそろ頭が「うーむ」となってきたかな（笑）
話を戻します。
じゃあ、思考は現実化しないのであれば
思考が現実を作っているのではない、とすれば
何が現実を作っているのでしょうか。
これまた、私がさんざん実践してきてたどり着いた答えでもあるのですが
必要なのは「許可」であり
「許可」しか、現実化しない。
それは単に頭の中で
「もうこれは許す!!」と決めることではありません。
それは、頭で出す許可です。
無意識の許可。
私たちは
心でいろんな許可を出し続けているのです。
それに気づいていないだけ、です。
じゃあどうやって許可を出すか、とか
心の許可をどうコントロールするか、とか
これまたすぐに「問題視」してしまうのが人という生き物ですが
もっと、おおらかに考えてみて欲しい。
私たちが許可を出したことしか現実化しないのであれば
私たちは、それを通じて世界を知ることになる。
「これがいい」「これが好き」「これは嫌」「悪いことばかり起きる」「あの人に傷つけられた」「責められた」「どうしてこうならないんだろう」「何も思い通りにならない」
そんな風に、物事を解釈しては現実を嘆く私たち。
でも、無意識で自分に許可を出したということをまず、基本に考えてみて欲しいのです。
許可を出した、ということは
それを受け入れられる、大丈夫だと、わかっているから、なのである。
だから、ネガティブな出来事も、悪いことではないのです。
それすらも自分の世界、幸せを知る過程にすぎない。
それを体験することで
私たちはまたひとつ
自分の叡智に触れるのだ。
自分の世界を知り
自分の幸せとは何かを、知り続けるのだ。
それを知るために、私たちはいつも許可を出し続けているのです。
そうなってくるとね
私たち、全てのニンゲンという存在の
本質の豊かさ、奥深さ、タフで力強いしなやかさ、というものを
感じずにはいられない。
頭では「こんなこと望んでない」とか考えちゃうけれどね。
もっと深い、もっともっと奥底の部分では
いつでも「わたし」は大丈夫だと
語り続けている本質的な「私」が存在しているのです。
私たちが「許可」したことしか
現実化はしません。
いま、私たちの目の前にある全てが
私たちが許可した現実です。
そのことにどうこう、あれこれ文句を言ったり
なんとかそれを変えようとするのではなく
それを許可できている「わたし」に気づくこと。
そのほうがもっともっと、本質的な、至福の豊かさを知ることができる。
あなたは、大丈夫。
あなたはもっと、力強いと
他ならぬ「わたし」が教え続けてくれている、ということ。
来週開催の「秘密のノートセミナー超・実践編」
現在、最終調整に入っているのですが
（もうゴリゴリにゴリにゴリってる状態・笑）
こちらでも、たっぷりと「許可」について、語ります。
私が「無意識の意識化の大切さ」を語り続けているのは
それに気づくことって、
ものすごい豊かさを知ることになるからなのです。
会場参加、後もう少しだけお席があります。
ぜっきーと、語ろう（笑）
今日も、良き日をお過ごしくださいね。
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