昨日の告知に、たくさんのメッセージありがとうございます。
熱量を感じるなぁ。嬉しいなぁ。
「メモの魔力」の著者である前田裕二さんが、どんどん熱を伝えていきたい、とおっしゃっていて、本当にそうだなと激しく頷く。
うなずきマーチです。(また古いネタを…)
熱量は伝染します。間違いなく、高い方から低い方へと伝染していく。
だから、自分には熱量が足りない、と思ったら迷わず熱量の高い人に会いに行って、生に触れることです。
そうすると、自分の中の熱量に火がつく。
ロウソクの火をそっと渡していくなんて、そんな生易しいもんじゃない。
ガソリンに一気に点火するようなものです(笑)。
燃え上がり方はそりゃもう半端なくなる。
いいのか? いいんです。それでいいのだ。
さて、その反面「どうしてもノートが書けないんです」という質問が後を絶ちません。
まあ、ノートを書くってことは手段のひとつに過ぎないので、書けないなら書かなくていい、というのが私の正直な意見ですが
「ノートを書くことによって、見えていない自分が見える」
という期待値が、ものすごく高いのだと思われます。
これだけ、ノートだメモだペンだと騒がれていたら、そうなるのは当たり前。
実際、書く行為を使いこなせたら、無敵です。
私はノートとペンで人生を切り開いた。
おお、なんかかっこいいな。
なので今日は、ノートが書けない人のための
「ノートを書ける私になるためのオススメ3箇条」をお教えします。
1:とにかく数をこなしまくれ
書けない、という人は「どう書いたらいいか」にこだわり過ぎていることが多いです。
最初のうちは、本に記載されている質問全てに答える勢いで、とにかく数をこなすことです。
数稽古、とはよく言ったもので、書き続けることでみえてくるものが絶対にあるんです。
まず最初に「質問に答える力」を身に付けること。
質問に慣れることが、書けるようになるために必要です。
あとは、答えられない質問にこだわりすぎる人もとても多い。
よく、思考整理や前提の洗い出しをしていて「ループしてしまいます」という人がいます。
そんな時は、それは一旦やめていい。
真面目な人は全てに対して「答えが完全に出るまでやらなきゃいけない」と思い込みすぎる。
「後回しにする」これを自分に許可することです。
テスト問題と一緒だと思ってください。
解けない問題にいつまでも悩んでいたら、時間切れになってしまって結局テストの点は稼げませんよね。
前述の「メモの魔力」には、巻末に自己分析用の質問が1000個掲載されています。
そこからやるのもオススメ。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
1,255円
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山崎拓巳さんの「コーチングノート」も取り組みやすい。
写真お借りしております。
2:書き間違いを気にするなかれ
1に加えて「綺麗に書こう信仰」というものがあります。
これは学校のノートの弊害かもしれません。
綺麗にまとめよう、的な考えです。
誰かにそのノートを見せたり貸したりするなら、それもいいかもしれませんが
このノートは基本、誰かに対して見せるものではありません。
ある程度の法則性は自分の中で作ってもいいけれど、基本的に汚くていい。
どう考えても汚くなりますから。汚くなってこそノートの価値が生まれるくらいに思っていていい。
私はペンでの色分けはしていませんが、気分によってペンを多色変えて使いまくるので(法則性なし)ものすごい色味のノートになってます。
「後で見返してわからなくなりませんか?」
絶対に大丈夫です。
ノートを見返した時点で、その時の脳の状態に瞬時に戻れるから。
その時ノートは「ナビゲーター」的な役割となります。
3:義務化するなかれ
みんな、義務化がとっても好き。
「書かなきゃ」という視点に陥りやすいです。
それは、自発的な行動ではないので、当然苦しくなる。
「書かなきゃ」ではなく「書ける私になるには何ができるだろう」「何をしたら書ける私になるだろう」という視点に切り替える。
無理やり書こうとすると、書くことそのものが目的になってしまい、創造性がとことん削がれます。
そうすると、書いていてもつまらなくなってしまう。それでは本末転倒です。
書くことは、手段のひとつです。
目的にするものではない。それを忘れないこと。
義務にするのではなく、楽しく書くための工夫を、物理面と精神面両方から整えていくのが良いでしょう。
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私はもはや、呼吸するようにノートを書きます。
何でもかんでもノートを書く、という段階をすでに超えているので
脳内で完結できることもありますが(主に前提発掘系)
それでも、どこに行くにもノートだけは持ち歩く。
ノートがないと落ち着かないので、どこにいってもノートを出しています。
アイデアは不意に、いきなり降りてくることが多すぎるのをよく知っているから、本当はトイレにも持ち込みたいくらい(笑)。
こうなってしまえば、こっちのもの。
書くこと自体が楽しくて仕方ない、という段階から、書かないと気持ち悪いという感覚までいけます(笑)。
ぜひみんなにも、ノートマスターになってほしいと切に願っているのことよ。
ノートで世界を、人生を、あなたの生き様を変えよう。
今日も良き日を。