我慢の連鎖。
今なにか我慢をしていることがある人
その我慢をして
「今」を何とかやり過ごそうとしても
何も良いことはないのよ。
「私さえ我慢すれば…」って思ってて
その後、いい結果になったことがあるか
考えてみて。
お父さんが怒って
お母さんが我慢する。
お母さんはこう言う。
「私が我慢してきたからこの程度で済んだ」
それは、嘘。
あなたが我慢して
その場しのぎでやり過ごして来たから
事態はじわじわと悪化してる。
今、我慢した人
「このくらいなら」って思った人は
明日も我慢する。同じようなことが起きて「私さえ我慢すれば」って思ってやり過ごすと
明日どころか
明後日も
明々後日も
一週間後も
一ヶ月後も
3ヶ月後も
半年後も
ずっとずっとずっと我慢するよ。
そしてね
我慢が積み重なっていくと
我慢が当たり前になってくる。
今を「我慢して」犠牲にするから
素敵な未来がやってくるなんてことはなくて。
今を犠牲にしなくても、
素敵な未来はやってくる。
世界は
自分が出したものを受け取るように出来ている。
我慢を出したら
もっと我慢する未来がやってくる。
幸せー♫を出したら
もっと幸せー♫な未来がやってくる。
だからもう
我慢はやめよう。
我慢とは
自分が感じている感情を否定すること。
本音を押さえ込んで、本音を無視すること。
・苦しい
・悲しい
・辛い
・寂しい
・しんどい
・怖い
・嫌だ
「これを出しても仕方ない。分かってもらえるはずがない。だからこんな感情はなかったことにしよう」
と、諦めてフタをしてしまうことね。
でもね
感情にフタをすることに慣れて
それが当たり前になってくると
同時に
喜びや
楽しさ
嬉しさ
美味しい物を食べた時の「あー幸せ」って気持ちや
大好きな人と分かち合う時間のいとおしさや
ペットとのんびり過ごす休日の穏やかさや
冷たい風の中に感じる春の気配とか
つぼみがほころび始めた草木の芽吹きとか
そういったことも
分からなくなってくるのよ。
そうやって
心の声や本音を押さえ付けているうちに
「それが普通」になっていく。
人は、慣れる。
我慢が普通になっていく。
慣れると、自分の感情がどうなっているかわからなくなってくる。
喜びも
悲しみも
苦しみも
楽しみも
切なさも
感動も
興奮も
悔しさも
愛も
希望も
何もかもわからなくなってくる。
だから
我慢は、今日でやめよう。
「本当はこうして欲しかった」
「本当は悲しかった」
「本当は寂しかった」
「辛かった」「大切にされたかった」「嫌だった」「逃げたかった」「やめたかった」
それらを閉じ込めていた心のフタを一気に開けよう。
泣いて
わめいて暴れて
凹んで
絶望して
落ち込んでいいから
しっかり時間かけて、その感情をどんどん出し切ろう。
それを、次にノートにまとめてみる。
自分がその時にどんな風に感じていたか。
それを全部書いて、まとめてみて。
それはね、この先のあなたの人生に
光を灯してくれるよ。
時々、読み返してみよう。
あなたがまた我慢してないかどうかを見るためにね。
我慢は、クセみたいなものだから
また、我慢しちゃったら、そのことに気付けた自分を褒めよう。
その後に
身近な人に、そのことを話してみよう。
家族
友達
恋人
仲間
「私は、こう感じてる」
「本当はこうだったんだよ」
あなたから生まれたもの
喜び
楽しみ
嬉しさ
と同じくらい
苦しみも
悲しみも
寂しさも
大切な感情
それらを閉じ込めずに
全部出して表現していく
それが「あなたらしさ」だよね。
あなたが、あなたを思うように
世界は、あなたを思う。
あなたが、あなたを扱うように
世界は、あなたを扱う。
あなたが、あなたに接するように
世界は、あなたに接してくれる。
世界はいつでも、美しい。
我慢やめよう。やめても大丈夫だよ。