色んな本を読んでいます。

ほとんど手当たり次第に。

今、読んでいる本、うんうんとうなずく箇所が多くて

思わず、付箋を貼りたくなるような本です。

柴心さんのブログで紹介されていて購入しました。

「求めるよりも、目覚めなさい」
アラン・コーエン (著)



少しだけ引用させてもらいます。
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「全てを手放す事で全てを取り戻す」
手放そうとしないものは不安や脅威の種となる。

しがみついたり相手を所有しようとしたりする、
強い愛着に基づく人間関係はうまくいかない。
そこには絶えず心配や恐れや脅威がある。
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このような関係で、一時的に幸せを感じたとしても、

その裏側には、常に相手を失うかもしれないと言う

不安が潜んでいるということ。

相手に対する執着を手放せてようやく、

2人の関係を、心から楽しむ事ができるようになると。

人生の中で、人は来ては去っていくもので、

一瞬かもしれないし、10年かもしれないし、

死ぬまでかもしれないけど、どれだけ留まるかはわからないし

操作することできない。

失う事への恐怖や悲しみは、自分のものだと勘違いしている気持ちから

始まっているんだということ。

その勘違いを正して、人を自分の所有物だと思わなければ

失うという事自体がないんだということ。


今まで、色んな人から教わった事の中で、

私の脳が反応する類のお話が

いっぱい詰まっているのです。


一般的な考え方ではないかもしれません。

それなら夫婦なんて成立しないでしょ!とか

だったら結婚なんかするんじゃない!子供なんか産むんじゃない!

っていう感じもしないでもない。

でも、しちゃったんだから仕方ない。


夫婦という人間が作った枠にはまっている私ですが

やっぱり気持ちは違うんだと思います。

もしもダンナサンとこのまま一緒に生きていくなら、

または、別の人ともう一度関係を持ったりするなら

もう一つ飛び越えて、一生一人で生活するとしても

自分をその境地まで引っぱり上げたいなあと思います。


そうなるとやっぱり愛情は、無条件なんです。

ただ愛すると言うこと。

それだけなんですよね。