妻が歩けなくなって分かった事が多々ありました。


その中でも「言葉」って重要ですね。


情緒不安定になった妻は引き籠もり気味になってたら。


車椅子で一緒に外出出来た時も

 「恥ずかしよね。ごめんね。」って泣きながら謝ってくる。


僕は気になった事が無い。妻が少しでも、元気だった頃に戻って欲しいから・・・。


僕は毎日同じ言葉を投げかけた・・・「謝らないで。逆の立場なら君は何も気にしないでしょ」と

この言葉は彼女にとって刃物の様な物だったかもしれない・・・。


「大丈夫だよ。きっと前みたいに歩けるようになるよ」


無責任な言葉だったかもしれない・・・。


ある日、妻の身内の家にお邪魔した時に、何気無く投げかけられた一言で妻が壊れた・・・


妻の手を取り、車椅子からソファーに移った時でした。


身内・・・「立てるなら大丈夫!治る治る」・・・


妻の心が崩壊してしまった一言だった・・・。



その時は妻も「早く治ってスキップしたいなぁ~」って笑いながら言ってたけど・・・強がって見せてたんだね。


自宅に帰ってからの妻は抜け殻だった・・・


「こんな足になった事ないくせに・・・」

「私はバカにされてるんだ・・・」

「いやだ・・・こんな生き恥・・・」

毎日・・・朝から寝るまで・・・呪文のように・・・


僕は何もしてあげれない・・・

そっと、抱きしめてあげる事しか出来ない・・・

無力な僕でごめんね・・・

 

今現在でも、月数回~落ち込む時があります。

落ち込む時に必ず言う言葉は、妻に投げかけられた「言葉」。


泣きながら・・・

泣き疲れて眠るまで・・・妻は同じ言葉を繰り返す・・・





何気無く言った一言が、その人には「心を壊す」一言なのかも知れない。