チップ文化 | ANS 新入社員ブログ

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1年目社員が、日々の仕事ぶりを綴ります!

こんにちは、新入社員TYです。


先日、アメリカに住む学生と話していると、

「アメリカの学生は、チップがあるから、忙しいレストランでバイトしたい。

でも日本の学生は忙しくないレストランでバイトしたいのはびっくり。」という話になったので、

チップ文化について書きたいと思います。


同じ自給1000円のレストランA、Bがあるとします。

レストランAは、すごく忙しい。


レストランBは、あまり忙しくない。


この要素だけを考えると、多くのアルバイトを探している日本人はレストランBを選びます。

しかし、アメリカ人は、レストランAを選びます。


なぜならば、チップがあるからです。

レストランの売上が高ければ高いほど、チップも高いのです。


アメリカでは、10~20%チップを支払う必要があります。

支払わなければ、裁判でお客様が負けたという事例もあるみたいです。

ただ、満足したお客様は、40ドルの支払いで100ドルを払い「釣りはいらないよ。」

と置いていくそうです。



チップについてみなさんはどう思いますか。


私が、客の立ち場だったら、おいしい、雰囲気・接客が良い店だったら、

チップを払ってもまた行きたいと思います。

また、楽しい時間が過ごせれば、多めにチップを払うと思います。


また、アルバイトする立場だったら、チップがもらえるから、

接客に+αの工夫をすると思います。

いかにチップがもらえるかを考えます。

また、チップは、従業員でシェアするため、チップをもらうことができれば、

他の従業員にも還元させるので、従業員の士気も高まると思います。


チップ=お客様の満足度→成果。

かなりシビアにチップ額に差が出そうです。


すごい大きなチップをもらえれば、就職の時の自己PRにも使えそうですね。



両社とも良い面、悪い面があると思いますが、

チップ文化には賛成です。


また、経営する立場だったら、従業員の賃金を少なくしても、

店自体が人気であれば、その分チップがもらえるので、

従業員は喜んで働いてくれると思います。

どんなに忙しくても、その分チップが増えるので、従業員のやる気があがります。


レストランの経営自体も、従業員のコストの節約、食品の在庫を節約というよりも、

いかにお客様に喜んでもらえるか。ということに焦点が当たるかもしれません。


こんなチップという文化の違いでも、学ぶことがたくさんありますね。


以上、新入社員TYでした。


PS:インドにチップ文化があればよいのにと思います。