前回アメリカの四大スポーツで唯一NFLだけが日本人選手が誕生していないとお伝えしましたが、NFLには日本人とほとんど変わらない体格で活躍している選手がいます。
その中でも私が最もすごいと思う選手がバリー・サンダースです。
彼は当時のNFLではRBは最低180センチはないと活躍することが出来ないと言われていたなか、173センチの身長で1989年にドラフト一巡目で指名されました。
そして、一年目から目覚ましい活躍を見せ、入団した年から引退するまでの十年間プロボウル(オールスター)に十年連続で選ばれ、リーディングラッシャー(最もランでの距離を稼いだ人)に四回なりました。
彼の通算獲得ヤードは15,269ヤードでこの記録はNFLの歴代3位の記録であり、もう少し現役を続けていれば1位になれたかもしれませんが、当時彼が所属していたデトロイト・ライオンズは弱小チームでこれ以上負けることが嫌になったという理由で突然の引退をしました。