今週もはじまりました、テーマブログ。
今週は「私の地元」に決定。
地元の定義自体が曖昧な感じがします。
出身地を地元と言うこともあれば、今住んでる所を地元と言うこともあります。
私は「出身地」の方で書いてみたいと思います。
大学で上京するまでは、生まれも育ちも山形県は山形市です。
あっ、ちなみに山形っ日本のどこにあるか知ってますか?
もしかして、知らないですか……?
借力というサイトの「バカ日本地図 」にこんな地図が載っています↓
位置は微妙なものの、東北では青森、秋田、岩手(盛岡)、宮城(仙台)は存在しています。
福島も「謎」ということになっていますが、そこら辺になにかあるなってことは認識しているようです。
でも、山形は完全に新潟に飲み込まれています(汗)
それでも、サクランボ、花笠まつり、蔵王、最上川、平牧三元豚って単語で山形を連想しれくれる人はいるはず。
きっといると信じたい(笑)
さて、そんな周知度が薄い山形で育った私ですが、
ここで、「山形の七不思議」と題してブログを書いてみたいと思います。
其の壱:数字の不思議?
山形以外の方は(1)を「かっこいち」と読むのではないでしょうか?
私もその読み方に慣れましたが、山形人は「いちかっこ」と読みます。
他にも囲み付きの数字は「いちまる」とか「いちしかく」と読みます。
そんなことを知らずに、宮城の予備校の数学で「さんまる」といって恥をかいたことがあります(汗)
其の弐:冷たいものの発祥地?
山形は、以前、日本の最高気温保持県でした。
そんな山形では「冷やし中華はじめました」なんてぬるいです。
「冷やしラーメン」を始めたり、「冷やしシャンプー」を始めたりします。
東京でも「冷たいシャンプー」を見かけますが、山形発祥らしいです。
其の参:ここはコンビニ?
山形にも当然コンビニはあります。
しかし、駐車スペースが異常なほど広い。
もし、駐車場が埋まるくらい車が入ったとしたら、逆にコンビニがパンクするんじゃないか?
と疑問に思ってしまうくらい広い駐車スペースがあります。
免許取り立ての方にはいいかもしれません(笑)
其の四:芋煮とは?
芋煮とは山形の郷土料理で、私も作れるほど簡単です。
そんな芋煮は家庭で食べるだけでなく、秋になると何故かこぞって河原で作って食べるのです。
薪と鍋のセットを貸し出すお店もいっぱいです。
秋になると、まるで花見のごとく河原がにぎわいます。
そして、時期が終わるとカマド代わりに使われた黒コゲの石がごろごろ。
其の伍:蟲を喰らう?
テレビ番組で蜂の子を食べるシーンがよくありますが、山形ではイナゴを佃煮にして食べます。
イナゴはバッタの親戚で、稲を食い荒らす害虫でもあります。
稲作が盛んな山形では、田んぼで捕まえたイナゴを逆に食べてしまうのです。
ちなみに、足のギザギザした部分さえ気にしなければ意外と美味しいです。
其の陸:なんで過去形?
電話や玄関先のインターホンなどで自分を名乗るときに「新入社員のKでした」と名乗ります。
スピーチの終わりみたいになっていますが、決して過去形ではありません。
これは山形の方言で、「○○です」と同じ意味です。
其の漆:苗字の不思議
全国には珍しい苗字の方もたくさんいらっしゃるかと思います。
「一」と書いて「にのまえ」さんとか。
「にのまえはじめ」さんで「一一」って書く人がいたらちょっと驚きます。
ところで、東海林と書いて何と読みますか?
多くの人が「しょうじ」と読むかと思います。
山形では、だいたいが「とうかいりん」と読みます。
私の小学校の友人や先生はこの字を書いて「とうかいりん」と読みました。
私から言わせると、山形の不思議というよりも、東海林とかいて何で「しょうじ」と読むのか
不思議な気もします。
さて、こんな疑問がいっぱいの山形ですが
春はあわただしい時期を外して花見ができ、
夏は東北4大まつりの花笠が見られ、
秋はいろいろな種類の果物狩りが楽しめたり、
冬は蔵王でスキーに温泉、
と、四季折々の楽しみ方があります。
ぜひぜひ、そんなヤマガタさ、ござってけらっしぇ。
(訳:山形にいらっしゃってください。)