えー長いことさぼっておりました。

 

まあ、めんどくさくてさぼっておりました。

 

ブログを始めて分かったことはある程度の文章を書くことはめんどくさいということですね。

しかもしなくても良いことで、一度さぼったことというのはなかなか復帰することが難しい。

 

でも、今不意にやる気が出たので、少し頑張ってみようかなと思いこの記事を投稿しています。

 

もしも今後とも続くようであれば、みなさん今後とも見て頂けるようお願い致します。

 

では、本題の漫画紹介に移ります。

 

■漫画紹介

 

  1. 『正直不動産』
  2. 『ランウェイで笑って』
  3. 『BEASTERS』

 

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1.『正直不動産』 

 

  ≪あらすじ≫

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!

営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!
登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は
嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。
だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、
嘘が上手くつけなくなってしまった…!!
千三つと言われる海千山千の不動産業界で
かつての成績が一気に低下する中、
永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。

 

「漫画で学ぶ不動産契約の落とし穴」ってタイトルで売り出されてもおかしくないかなり真面目な不動産漫画。

 

本当、契約書はしっかり読もうねって気持ちと営業の人を信じすぎるのは良くないっていうのをこの漫画からは学べます笑

 

正直不動産は、嘘のつけなくなった不動産営業の永瀬が主人公ですが、嘘が付けなくなったせいで、お客さんに不都合なことをどんどん言ってしまいます。

 

そこで開き直ってお客さんや会社に不都合なことでも、お客さんにとっての最善で営業していくことに。

 

その営業方針は永瀬にとって今までとは正反対のものだったが、以前までにはないやりがいを感じ、お客様ファーストの営業でトップを目指すことを旨に誓います。

 

こういう永瀬のお客様ファーストの精神をみていると、そういう自分(=客)にとって不都合なことでもしっかり言ってくれて、会社のことではなく自分にとって最善を考えてくれる営業さんは信頼できるなあと感じました。

 

自分の視野を広げてみたいと感じたり、ちょっと不動産について知りたいと思った方はぜひ読んでみてください。

 

あ、漫画としてもちゃんと面白いので、娯楽としても100%面白いですよー!

 

2.『ランウェイで笑って』

 

  ≪あらすじ≫

身長は、158cmから伸びなかった・・・。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?「叶わない」宣告をされても、それでも一途に夢を追って走る2人の物語。

 

こういう正統派ボーイミーツガール作品を僕は一生大好きでいる自信があります。

 

他の人とは違う煌びやかな女の子と空気と同化しているようにも感じられる地味な男の子、はたまた自分を強く持つ我の強い女の子と振り回され気質の男の子、それともあと一歩を踏み出せない男の子の前を先に歩く女の子、そういう男の子と女の子が出会うことで2人とも大きく成長していく。

 

ボーイミーツガール、好きです。

 

『ランウェイで笑って』は演出も魅力的で、冒頭で前振りして、中間で魅せるコマがあって続く終わりで前振りを受けて締める。

こういう構成が抜群に上手いなあと思いました。

 

この作品のキーワードは「才能」だと思います。

主人公の千雪も育人も大きな「才能」があります。でも足りない「才能」が二人ともあって、自分たちもそれに絶望します。

それでも諦めず、前へ進んでいく、そういう姿が本気でかっこいい。

 

そして、ファッションというものはこれほどに考えられてきたものなんだと実感することが出来ますし、これもまた勉強になります。

ファッション欲も湧き出して、なんなら服だって作ってみたく思います。

 

あと、各キャラクターの関係性も良いんですよねえ。

気になる女の子、師匠、同じ志を持つ仲間、ライバルなどなど、育人を中心に広がるキャラクターたちの関係性も面白さの秘訣でしょう。

 

3.『BEASTARS』

 

  ≪あらすじ≫

肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!

 

昨今話題となった「けものフレンズ」に準ずる動物擬人化ものの作品というのは、よく人間が紛れ込んで物語が進んでいくかと思います。

 

ですが、本作に人間は登場せず、完全に擬人化した動物たちだけのお話です。ここまで書いて「ズートピア」を思い出しました。あれも人間出てこなかったですね、そして面白かった。

 

本作も「ズートピア」と同様、話の根幹は種の違い、被捕食者たる草食動物たちと捕食者たる肉食動物との関係かと思います。

 

本作の物語は、主人公の灰色狼のレゴシの通うチェリートン学園の演劇部のアルパカが何者かに食殺された事件が起こった、というところからはじまります。

 

レゴシも演劇部なのですが、この事件は始めは彼に大きな変化を与えません。まず彼に変化を与えるのは女です。うさぎです。

 

レゴシは灰色狼という種として強靭な肉体を持つ大型肉食動物なのですが、性格はおっとりしていて派手なのを好まず地味な青年です。

 

レゴシは演劇部でも目立つ役者チームではなく、裏で仕事をする小道具班のメンバーなことからも人柄、いや獣柄が分かります。

 

この物語は、狼(♂)とうさぎ(♀)のボーイミーツガールです。

 

いやあ、まさしく異種間恋愛。狼とうさぎ。人間で言う背の低いゆるふわガールとゴリゴリのマッチョ系男子なんて目じゃない二人のアンバランスさ。

 

大型肉食動物と小型草食動物です。それはそれは大きな問題です。食う者と食われる者。力を込めて触れれば傷つけてしまう。

 

そういう間柄なわけです。

 

そして、紆余曲折を経て、大型肉食動物だからこそできることにレゴシは向き合っていきます。

 

今のところ恋愛面にしか言及しておりませんが、それだけではありません。

 

まあ、とりあえず読んでみてください。

生まれながらにして手に持ったもの、持たざるもの、所謂才能に向き合っていく動物たちのお話です。

 

以上、3作品の紹介でした。

 

うまいこと紹介出来ているかわかりませんが、本記事これにて終了とさせていただきます。