息子は不登校を経て大学受験。
しかしほとんど勉強せず
本番を迎えた。
学校は進学校のため
授業では受験対策をしていたと思う。
共通テスト前は少し
やっていた。
でも、中学受験でがんばっていた
小学６年生の頃と比べると
全く気持ちがのっていない。
自分を信じることができないのか。
勉強することを躊躇しているか。
回りと比べて悲観しているのか。
環境の問題なのか。
学校の自習室にでも行って
やってきたらどうだろうと思う。
回りがどれだけやっているのか
知ったらやる気を出すんじゃないか。
受験をがんばらない人なんて
いないでしょ、なんとか
やる気を出してほしいと思う気持ち。
私が促すことでもない。
でも、言ってみる。
なんか遠慮してるんじゃない？
遠慮なんてしなくていいんだよ、
自習室でも行ってやってきたらいいじゃない？
と私。
うちの学校の自習室は難関校を
目指す子が行くとこよ、
俺なんかが行ったら
迷惑なんよ、
という。
いやいや、
関係ないでしょ、
と私。
共通テスト前には少し行っていた
息子。
やっぱり微妙な空気感の違いって
伝わるんだよ、
と息子
(そう感じながら行ってたのかな)。
すると
息子が言う。
ねぇ、
俺のこと可哀想だと思ってない？
私ドキッとする。
確かに、回りに遠慮しているのか、とか
なんで勉強できないのかな、
とか心配をしている私。
息子がいう。
俺は
勉強しないで
行ける大学に行けば良いって
決めたの、
自分で考えて
自分で決めたのに
なんでそんな
風に思うの？
なんでそんな風に言ってくるの？
自分で決めたんだから
全然可哀想じゃないでしょ。
うん……………
私は受験はがんばらないと
意味がないと思っていた。
でも考えてみると
少しでもいい大学に！という理由
って確信をもって答えることはできない。
いい中高に行ったんだから
いい大学に行かなくちゃ
意味がないと、
いうのも説得に値しない。
自分で考えて
自分で決めたのに
という息子。
俺は可哀想じゃないの。
という息子。
大学の学部にはこだわる息子。
どこでもいいわけではないらしい。
私は思う。
やっぱり心配って
何かおかしいんだな、って。
息子が考えて息子が決めたこと。
そういえば
言っていた。
もう受験勉強したくない、
しないで行けるとこに行きたいんだけどって。
私は何度も言われているのに
どうしたら勉強をするのかと
ずっと考えていた。
なんで勉強しないんだろうと、
悩んでいた。
勉強しない理由は
勉強しないで行けるところに
行きたいからだったのか。
それは甘えなのか。
でも、
今の実力で行けるところに
行きたい、
ってそれで受かるところがあれば
もちろんそれでいいんだ。
だめだったらまた考えればいいし。
息子は小さいときから
私がこうしたらいいよ、
ということを
絶対しない。
面白い息子と思って
見てみると
面白い。
２月に入って
ギリギリに願書をだした
2校を受験してきた。
結果を待つしかない。
結果はどうであれ
未来は明るいと感じる！
自分で考えて自分で決めたのか……
泣けてくる、、、
そんな息子を応援しようー！
がんばろうみんな～～自分の人生を～～