こんにちは(#^^#)
「高1の夏に両親が離婚した話」
第2話です!
第1話では父から事情を説明されました。
まだまだ現実を受け入れられない私・・・
ここからしばらく、
重く辛い現実と戦っていきます。
では第2話本編です
どうぞ!
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
父から説明を受け、
父の前では平静を装っていたことを
今でも覚えています。
この頃、まだ自分では気付いていないのですが、
私は父に、心から甘えたり、
全力で父の胸に飛び込んだりしたことが無かったのです。
父が話したことを黙々と頷いて聞き、
ただただ茫然としていました。
正直、最初はへっちゃらだと思っていました
日本人の3人に一人は離婚している時代だし、
小さいころから周りにも離婚家庭はいたし、
片親の友人がいたとしても
みんな変わらず幸せそうだし
自分の親が離婚したからといって、
今までと大して変わらない・・・
そんなに自分はダメージを受けない。
何せ、もう自分は高校生なんだし・・・
そう思っていました。
ですが、現実はそうではありませんでした。
私は高校へ入学して早々、
近所のファミレスでアルバイトをしていました
高校生のため夜21時半までしか働けないので、
学校が終わってからの17時~21時までの4時間を
週2、3回、シストを入れてもらっていました
近所なので21時にバイトを上がり、
21時半前には家に着きます
うちの父は私が物心つく前から規則正しい生活を送っていました
私が家に着く頃にはもうとっくに寝ています
逆に、母は夜型です
(因みに私も夜型です。母似です(#^^#))
高1の1学期は、
バイトが終わって帰ると母がリビングにいることが当たり前でした
ですが夏休み以降、
当たり前ですがバイトから帰っても
母はリビングにはいません
点いていた明かりも真っ暗
ここで、私は辛く暗い現実にぶつかりました・・・
平気だと思っていたのに、
いや、
平気なフリを精一杯演じて
自分に無理矢理言い聞かせていたのに
全てが一気に自分の中で崩れ落ちました・・・
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
第3話へ続きます☞
anri
