またまた絵本の話です
絵本好きの娘と読んだ1冊は、
「たいせつなきみ」
マックス・ルケード作
一人の職人によってつくられた、
木のコビトだけが住んでいる村があった。
その木のコビトたちが住んでいる村では、
きんぴかのお星さまシールと
灰色のダメじるしシールをお互いの体に
貼りあう習慣があった。
きんぴかのお星さまシールは、
体が綺麗だったり、何かに秀でていたり
しているコビトに貼られるシール。
灰色のダメじるしシールは、
体が汚かったり、なんの取り柄もない
コビトに貼られるシール。
そんな中、体もデコボコ、絵の具もはげて
いて、なーんの取り柄もない一人のコビト
がいた。
彼の体には、灰色のダメじるしシールだらけ。
一生懸命頑張ろうとしても、いつも失敗ばかり。
そのたびにダメじるしシールをたくさん貼られ
だんだんと自信をなくし、外に出るのも嫌に
なってきた。
そんなある日。
どちらのシールも貼られていないコビトに
出会う。
彼女にわけを聞くと「丘の上に住んでいる、
私たちを作った職人のところに行けば分かる」
と話してくれた。
不安な気持ちのまま、その職人に会いに行くと
「お前がここに来るのをずっと待っていた。」
どうしてこんな自分を待っていたと言うのか
疑問に思っていると…
「それは私にとって大切な愛しいコビト。
大事なのは周りにどう思われているか
よりも、私がお前を愛しているということ。
どんなシールをもらえるかってことを
気にしていると、シールがお前に寄ってくる
んだ。
それよりもお前が私の愛を信じたなら、
シールなんてどうでもよくなるんだよ」
温かいものに包まれたそのコビトが
帰るときに、彼の体から1枚のシールが
剥がれ落ちた。
という、とても心温まるお話でした
涙腺の弱い私は、娘に読んであげながら
泣きそうになりました
無償の愛は偉大です
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