not simple | Anrietta

not simple

こんにちは
マイクです

部屋の掃除をしていたら、オノ・ナツメのnot simpleというマンガが目に止まりました

$Anrietta


お気に入りの作品で、ふとした拍子に読み返したくなります。
救いようのない人生の男の話です。

絵本のようなタッチで描かれていて、作中に擬音が使用されず柔らかい雰囲気のある素敵な作品だと思います。
1巻で完結していることもあるからか、読み終えた後は一本の映画を観た後のような気持ちになります。
おススメです。


マンガといえば、最近アニメ化の流れから男子高校生の日常をチェックしています。
面白いのでこちらもちょくちょく読んでいるのですが、気になるのはこの作品がオンラインで連載されているということ。
媒体が紙じゃないんですよね。(単行本は書籍ですが)

数年前から紙媒体存続については議論されています。
しかし我々日本人の気質なのか分かりませんが、なかなかデータ配信が浸透している印象は受けない。
けれどもこういうのを見ると、そう遠くないうちに音楽もマンガもデータが主流になってきそうな気はしますね。
データの利点は大いにありますが…う~ん、1と0の羅列ばかりの世界もいかがなもんでしょう。
やはり、形があるものに暖かさを感じますね。
僕が古い考え方の人間だからかもしれませんが。
それぞれの媒体がもっと活かされる仕組みが世の中に作られて欲しい。

お気に入りの一枚とお気に入りの一冊。
そういったものが無くなるのは少し寂しいかもしれませんね。

では


マイク