2023年も残すところあと僅か...。
ドルパが終わってから受注用の資材を発注しつつ、お世話になったお仕事先へご挨拶に伺ったり、忘年会やクリスマスパーティーで食べ過ぎて具合悪くなっているうちにあっという間に新年を迎えようとしています。
(もう元気ですのでご心配なく！)
この時期になると、今年制作した作品を見返して、これは頑張ったわ〜とかこれは大変だった...などなど思いを馳せたり(？)しているのですが、個人制作でちゃんとお見せしていなかったものがひとつあるので紹介させて下さい。
今回はお人形のドレスではなく、人間サイズのドレスの話です。
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先日(と言ってももう半年ぐらい前の話になってしまうのですが)高校時代の吹奏楽部の先輩からウェディングドレス制作の依頼がありました。
ピアノ講師のお仕事をしているその先輩は、発表会やコンサート等でドレスを着る機会が多いのですが、聞くところ、ウェディングドレスを着るまで白は絶対に選ばないという特別な想いがあったとのこと。
そんな中、初めての白をお願い！とご指名頂き、謹んでお受けしました。
素材や形がシンプルなだけに白がとても特別な意味を持つデザイン。
そんな特別な白を見つけるべく、カラーコーディネーターさんも加わり生地屋巡りへ。
目指しているシルエットを出せる厚みや重さがある事は大前提。かつ、肌の色に合う色味と光沢などを見比べつつ、生地選びはなかなかに難航...。
そんな中選定したのが、少しマットな質感が上品でクラシカルなサテン生地です。
オーダーならではの微調整を重ねたハートカットの胸元に、バックスタイルは編み上げ仕様。
挙式、披露宴、2次会と通しで着用されるということで、オフショルダーの付け襟とソフトチュールのウエストリボンを制作しました。
お借りした着用写真も。
素敵な洋館を貸し切った会場に、BGMは学友の皆さまによる生演奏、お料理もお店をされているご友人が振る舞い、ヘアセット等も美容師のご友人という一大プロジェクト。
明るい雰囲気から自然と周りに人が集まるような、先輩らしい結婚式に心温まりました。
ちなみにこのネックレスは自分のドレスの時に作ったもの。
他の友人の結婚式に使ってもらったこともあり、何度も活躍させて貰えて、しかもカメラマンさんに写真まで撮ってもらえて嬉しい！
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実は受注品やワンオフの裏でこんなものも作ってたよ〜というお話でした。
明日中に作りかけのiMda2.6振袖を完成させてここに加えるのは難しそうなので、構成を考え直さなければ...！
最後までご覧頂きありがとうございました。
今年もこのブログやSNS、イベント会場等で多くの方に作品を見て頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
本年のブログの更新はこれにて最後となりますので...
❁みなさま良いお年をお迎えください❁
来年もよろしくお願いします〜🥰
