雨の思い出 | ぼるたれん

ぼるたれん

観たり読んだり。
好きな本と映画に囲まれたい。

『エターナル・サンシャイン』のせい、いやおかげで、記憶やら思い出やらが走馬灯のように駆け巡る日々。










友達のおうちのロフトで、二人でぼーっと雨を何時間も眺めたなー。


嵐のような豪雨だったけど、なんだか静かで天窓をたたく雨の粒がキレイでした。



普段よく喋る人なのに黙りこくって、でもそれが居心地よくて。


安心感に満たされていたなー。








そんな懐かしい記憶が蘇ってきました。


まだつきあう前の出来事なんだけど、すごく大切な一瞬。


19歳の初夏。ちょうど今頃だったのかな。
もう10年近く前の話なんだ。



覚えてないだろうなー、あっちは。











かなりやんちゃな子だったので、その後は修羅場の積み重ね。



シャレにならんレベルばかりの修羅場ばっかで、相当かなりとってもきつかった。





でも、なーんかもう辛い方は忘れちゃった。






一番大変だった事件のことは、その後の記憶が一切抜け落ちている。


その後3年くらいはその近くを通るだけで震えたり気持ち悪くなったりして大変だったのに。

酔っ払っては泣いて怯え。


今で言うPTSDですな。

先取りぃ音譜


なんておどけてられるような状態じゃなかったですが。









うん。






人の記憶ってよく出来てる。


本当によく出来てる。



そんなこと全部覚えていたら、辛くて生きていけない。

立ち直れない。



わざわざ消すまでもなく、辛い部分は薄れていくもんなんだな。









つきあってから色々楽しいこともたくさんあったけど、

なぜか思い出すのはあの雨の日のことばかり。




覚えてないんだろうなー。



ま、いいさ。


杏一人こうやって時々思い出して慈しむから。




そんな大事な記憶をありがとう、と今なら思える。
叶わぬ夢だけど、また二人でゆっくり喋ってみたいなー、とも。













やっぱり、映画ってすごいな。

こんなこと思わせちゃうんだから。