アモーレス・ペロス | ぼるたれん

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先日「バベル」 を観て、似たような話なら「クラッシュ」 のが好きだなーと思いました。


が、いろいろと調べてみると「クラッシュ」 監督ポール・ハギスは

「バベル」 監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(長すぎるよ、この名前)の作品から多大な影響を受けて「クラッシュ」 を作った。

という説があることを発見しました。


じゃあそっちを観ないことには始まらないよね。

ってことで、観てみました。

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アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督のデビュー作。兄嫁を愛してしまった若者、すべてを手に入れた女、殺し屋になった元大学教授、そんな3人が交差点に差し掛かり…。メキシコシティーを舞台に描かれた、悲劇の三部作。

原題:Amores Perros
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演:エミリオ・エチェバリア、ガエル・ガルシア・ベルナル、ゴヤ・トレド、バネッサ・バウチェ、ホルヘ・サリナス、マルコ・ペレス
配給:東京テアトル
2002年(日本での公開年)
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うーん。
やっぱり微妙。

どうもこの監督の作品は、杏の好みではないようです。
闘犬シーンが辛すぎるし。

一見関係ないストーリーが入り組んで時系列を前後させ描く、
というのは確かにクラッシュも同じで、このアレハンドロさんのが先でこっちが元祖なんでぃって主張は通るのかもしれない。


が、人間の愚かさとか情けなさをテーマとしているのは同じでも、どうもポール・ハギスさんの方が人間への愛情や信頼が根底にある気がする。人を信じてる感じ、とでもいいましょうか。


人間の暗い部分や嫌な部分に焦点を当てるか、
人間ってバカでどうしようもないけどやっぱ悪くはないよね。
という違いっていうのかな。

あと個人的な好みとしてはアレハンドロ監督は尺がちと長すぎる。
英語ならだいたい字幕なしで聴き取れるのですが、その他の言語だとさらに集中して観なくてはいけないので、153分というのはちと辛い。

ただメキシコ・シティの生活の様子や貧富の差、風景はきちんと映し出されていて、のほほんと日本で育ってる杏にはけっこう衝撃の強い世界でした。



この映画で脚光を浴びたガエル・ガルシア・ベルナルは、その後大活躍しています。
「バベル」 にも出てますが、目に力があって若いのにいろんな演技が出来る素敵な俳優さんです。

「ブエノスアイレスの夜」 や ラブコメな「幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記」 、チェ・ゲバラの青春時代を描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」 、さらに「バッド・エデュケーション」 も話題になったね。

(作品が時系列に並んでなくてごめんなさい)


日本では「天国の口、終りの楽園。」 で一躍大人気になりました。

この「天国~」で人気が出た頃に杏はモデルをやっていて、とある雑誌でこのガエル・ガルシアくんとの撮影のオファーをいただきました。
杏は英語は喋れるしいいんじゃん、みたいな選ばれ方でしたが。

都合があわず断ってしまいました・・・orz
なんとしてでもやっときゃ良かったー!!



完全に話がずれました。



どうも「バベル」 が好きな人は「クラッシュ」 は嫌い。
そのまた逆もまた然り。

ってのが、一般的な好みとしてわかれるようです。

杏は俄然「クラッシュ」 派です。

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アレハンドロ監督は、杏にはちょっと難解すぎました。
そこまで難しくしなくてもいいんじゃないか?って反発もこめてあまり好みじゃないのかもしれません。

「バベル」 が好きな人は、遡ってこの映画も観ておくと良いかもです。